遺影の生前準備

遺影
  通夜・葬儀の折り、真っ先に目を向けるのが遺影ではないでしょうか。
 
 
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さて、亡くなった方の写真を探すと、良い写真がない、あの写真があったはず、意外とてんやわんやするのが遺影用の写真です。
 
 
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高齢になると写真が残っていなかったことが多々あります。いくつかの驚き遺影をご紹介します。
 
①親戚にあった白無垢の花嫁写真の角隠しを取って使用した。(誰も誰だか分かりませんでした。)
②入院中の鼻から管を通した写真を加工した。(全く知らない人でした。)
③豆粒大の集合写真のお顔を拡大した。(ボケボケです。)
④無いので使用しなかった。(他のお寺さんの例です。)
⑤写真屋の腕が悪すぎた。(私の撮った写真でした。ここまでひどく加工するとは!。昔は地元の写真屋さんに加工を依頼しました。今はネットで注文が多いようです。)
 
①は後日親戚にあった写真で作り直しました。③の内、一部は私が撮していた良い写真で葬儀に間に合わせり、あるいは後日作り直しました。(檀家のかなりの割合を檀家のデータベース用に撮影しています。) 後で作り直してはいけないと思っている方もいるでしょうが、経費が掛かっても何度でも作り直してください。
 
 
生前から遺影を準備する
 
わずかですが、生前に写真屋さんで撮影しているがいます。気に入った写真を子供や兄弟に預けている人もいます。私は85才以上の方から45才の時の写真を預かっています。
 
葬儀社の広告に無料での遺影撮影会を宣伝してありましたが、それよりちゃんとした設備を持った写真館(スタジオ)で、化粧、着衣、背景などを替え、写真を用意していた老夫妻がいました。さすがプロです。これが自然で美しく、一番良かったと思います。お写真を見ただけで、その方の人柄を彷彿することが出来ました。
 
飯能市ではオオノがお勧めです。 フォトスタジオ おおの

皇居で撮った勲○等の写真を生涯で一番の栄誉として使用した方もいます。
 
私のスナップ写真もかなり使われています。自慢するつもりはありませんが、評判がいいですよ。
写真を撮るとき、「遺影かい!」と言われることもありました。「遺影用ですよ!」と笑って返しました。
 
檀家さんには私の撮った写真をお送りしています。かなりの割合で遺影になっています。このため使用するカメラは一眼レフとなり、レンズも少し高級な種類を使用するようになりました。
 
スマホも性能が良くなりました。結構良い写真も撮れますが、性能の良いカメラにはかないません。しかし、気楽に撮れるメリットもあります。結構良い表情の写真がありますね。
 
 
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当寺では戒名・生前戒名(逆修)を作っています。生前戒名を依頼された時には、堂々と写真を撮ることが出来ます。結構こだわらずに撮らせていただいています。

 


戒名説明書(PDF)


生前戒名(逆修)説明書(PDF)

 
自分の遺影の準備などと嫌がらず、自分の良い姿を通夜葬儀の折に見ていただく、後世に自分がいたことを残しておくことも必要でしょう。
遺影用の写真などを撮るとすぐ死んでしまうとか、縁起でも無いと言う方よりも、気軽に撮っている方の方が長命なようです。
「私はガンなので撮ってください。」と言われたことがありました。葬儀の折に親族に感謝されました。あのときの写真しか良いものがなかったようです。故人も家族も言い出せず、気に掛けていたのでしょう。
 
是非前もって用意しておきましょう。
 
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