2022年06月17日

お地蔵さまの図 造作五迷罪 常念地蔵尊 遊戯諸地獄 決定代受苦

かなり古い地蔵菩薩の掛軸です。

吊り下げて祀ることが出来ないほどになっています。

 

 

有名な室町時代の画僧の名が書かれていますが、おそらく後に書き込んだと思われます。

画風が異なるように思います。

 

 

「造作五迷罪 常念地蔵尊 遊戯諸地獄 決定代受苦」

五迷の罪を作っても  常に地蔵尊を念じれば  色々な地獄に落ちても 代わりに苦を受けてくれることは疑いないことです。

 

鎌倉時代の法相宗僧・貞慶の言葉のようです。

法然による浄土教の台頭に対抗するために、南都仏教が民衆救済の一環として地蔵信仰を積極的に取り入れました。

貞慶の地蔵信仰 邦彦 PDFlink

 

 

木版に彩色が施されています。

 

 

いずれ表装をしたいのですが、まだ先になりそうです。

 

 

良寛図 あしびきの 国上の山の山畑 蒔きし大根ぞ あさずくらいせ君    

あしびきの 国上の山の山畑 蒔きし大根ぞ あさぞ食せ君 

あしびきの くにがみのやまのやまばたけ まきしぞおおねぞ あさぞくらいせきみ

 

 

「あしびきの 国上の山の 山畑 蒔きし大根ぞ あさず食せ君」 はありましたが、下の歌と少し異なりました。

 

 

良寛の元に訪れた客に、大根を振る舞った歌です。

 

 

この掛軸は他にも多くあるようです。

肉筆に見えますが、巧芸品のようです。

 

他の作品では作者名が異なっていました。

良寛の後の文字は、書風が異なります。後で他の人が書き入れたようです。

 

歌とあっていないようにも思われますが、子供と戯れる良寛の人柄が偲ばれる作品です。

 

又野龍也画伯の絵です。

 

 

この絵はお世話になっている方へのプレゼントです。

手元にはありません。

画伯は隣の日高市に住んでいます。日高市link

 

 

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