六波羅蜜寺の御影(お札)
今までは古いお姿でしたが、今回だけは昨年に六波羅蜜寺を参拝した知人よりいただいた、新しい御札です。
六波羅蜜寺は、当寺と同じ真言宗智山派寺院ですが、遙かに古い歴史があります。
念仏聖として知られる空也上人が、天暦5年(951)に造立した道場(後に西光寺)が元になります。
御本尊は十一面観世音菩薩です。
よく知られているのは、御本尊より空也上人像でしょう。
「南無阿弥陀仏」と唱える口から、六体の阿弥陀さまが現れている御尊像です。
他にも平清盛像など、重要文化財の仏像などが祀られています。
今から45年ほど前に参詣していますが、当寺の御本山である智積院から歩いて 六波羅蜜寺に参拝したことが想い出されます。
更に八坂神社から知恩院あたりまで歩いたように記憶しています。
空也上人と聖観音菩薩
六波羅蜜寺の空也上人を描いた掛軸です。
口からは三体の仏様が描かれています。
しかし、右側の聖観音菩薩は六波羅蜜寺ではなさそうです。
どこでどのように祀られたのかわかりません。
六波羅蜜寺 京都府京都市東山区轆轤町81−1 地図link