真言宗智山派 円泉寺 埼玉県飯能市|永代供養塔・墓地・ペット供養塔・阿弥陀堂・銭洗い弁天様・武蔵野七福神札所

東京国立博物館 「神護寺―空海と真言密教のはじまり」展と本館の展示物など

昨日は「神護寺展」最終日の三日前でしたので、やっと展示期間中に間に合いました。

 

お盆後の色々な用事と台風の影響による豪雨状況などで、なかなか出かけることが出来なかったのです。

数日前のチケット購入には3時間待ちだったと聞かされてもいました。

上野駅や鶯谷駅からは、次々と国立博物館に向かう人がいました。やはり早めに行くべきだと思いました。

 

ここに入るにも続けて入るのではなく、数十人ごとに分けて入ります。

 

神護寺には、今から50年近く前に参拝しています。

なかなか思い出せなかったのですが、館内のビデオを見ていると、楼門と階段、金堂と階段が表示され、どうにか僅かながら思い出しました。

かわらけ投げをしたことも懐かしい思い出です。

 

最初に一枚の板に浮き彫りで作られた弘法大師像がありました。合掌し「南無大師遍照金剛」とお唱えしながらの拝観です。

真言八祖の大きな掛軸は、こんなにも大きかったのかと思いました。

 

天台宗祖「伝教大師 最澄僧正」筆の東寺蔵「御請来目録」は漢字ばかりなのですが、女性が熱心に口を動かしながら読んでしました。

きっと学者さんなのでしょう。私には殆ど読めません。

こんなにも多くの文物を中国から請来した弘法大師のすごさをまざまざと感じさせられる目録でした。

大同元年(806)に帰朝し、博多に上陸致しましたが、直ぐには京に登りませんでした。長年中国で修行したり、勉学に励まなくてはいけないのにかかわらず、早く帰ってしまったからです。

しかし、「御請来目録」にある空海がもたらした大量の文物は、朝廷も早く見たい物だらけだったのです。

 

いろいろな仏具や絵巻物、仏像などが数多く展示されていました。

 

色々な展示物を拝観して、ここのみが撮影出来ます。

少しずつ少しずつ前に進み、やっと撮影出来ました。

 

二天王立像

 

この後に本館に向かいました。

 

高村光雲の老猿です。

たしか教科書にも載っていたと思います。

 

河鍋暁斎作 地獄極楽図

 

東郷寿勝作 色絵金彩像形香炉

 

北 蓮蔵作 椅子によりて

 

最後に本館の売店に寄りました。

ここで「神護寺―空海と真言密教のはじまり」展の公式図録を求め、発送をお願い致しました。

いつも拝観後に色々な場所を巡ることにしていますので、重い図録を持って歩くのが苦痛だからです。

 

この後に上野駅で昼食としました。

博物館の「ホテルオークラ レストラン ゆりの木」は数十人待ちだったからです。

 

上野東照宮

昼食後に五條天満宮と上野東照宮を参拝致しました。

 

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