奥多摩新四国霊場
弘法大師の札所・奥多摩霊場新四国八十八ヶ所霊場は、昭和 9年(1934)に都下瑞穂町の武田弥兵衛氏を中心として、東京善心講の人たちにより開創されました。円泉寺は57番札所です。
円泉寺には、年間3、4人程度の御朱印を求める方が来られるくらいで、ほぼ忘れられた札所です。再び活発な札所にしたくとも、おそらく反対する人が多くでるでしょう。お寺さんだけでなく、民家にも祀られており、不在のことも多いようです。
元は現在の永代供養塔の場所にありましたが、平成21年(2009年)6月に場所を移して、参道に再建されました。円泉寺の檀家さんのほとんどが、お墓参りの折にお線香を手向けています。