真言宗智山派 円泉寺 埼玉県飯能市|永代供養塔・墓地・ペット供養塔・阿弥陀堂・銭洗い弁天様・武蔵野七福神札所

春彼岸 令和3月18日(日)より24日(土)

 

彼岸とは
 かなたの岸の意味で、この世の中で煩い迷う人の心の不安定を、波立つ川や海にたとえ、その向こう岸の世界をいいます。
 彼岸では何にも煩うことがなく、平安で静寂そのものです。その安らぎを願って、日本では三月の春分と九月の秋分に、それぞれ七日間を修行に励む期間と定めたのが、お彼岸の行事です。
 春分秋分のころは、暑からず寒からずで、修行するのに最も適した時期なので、特にお彼岸は大切とされているのです。

彼岸とは
 生き死にの世界にあって苦悩する私たちが目指すべき理想の境地で、そのために春と秋の最も気候のよい季節に、一定期間(春分、秋分の日を中日とする七日間)、修行する行事を彼岸会といいます。
 この期間に特にお墓参りやお寺詣りをして先祖供養をねんごろに勤めますが、それは亡き人と、こころの交信をしあうこと、その交信を通じて、彼岸を静かに念ずることだといっていいでしょう。
 彼岸に到るための修行を六波羅蜜といい、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧をいいます。