2013年10月

円通院 宮城県松山町

瑞巌寺のすぐ隣が円通院です。

 

円通院に入ると案内の方がいました。

素晴らしい庭園ですね。

 

案内に促されて、三慧殿(さんけいでん)の説明を受けます。

伊達政宗の嫡孫・光宗の霊廟です。

中には厨子があり、馬に乗った光宗の像が祀られています。

支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれています。

 

脇には岩屋があり、石仏が祀られていました。

 

三慧殿のバラに因みバラ園もありました。一部しか咲いていませんでしたが、バラの季節には日本庭園と異なる華やかな庭になるのでしょう。

「バラ寺」とも言われているようです。

 

趣のある庭園です。

 

御本堂では、希望すれば念珠を作ることが出来ます。

何人かの女性が作っていました。

 

 

瑞巌寺参拝

東日本大震災の津波は、このあたりも襲いました。

休業している店もあります。

瑞巌寺リンク 宮城県宮城郡松島町松島町内91 地図  

瑞巌寺の参道が、こんなに長いとは思いませんでした。

 

参道には三十三観音さま石仏が祀られています。

 

御本堂は工事中で入ることが出来ませんでした。

代わりに普段はお参りできない瑞巌寺庫裡に入れました。

 

障観世音菩薩

 

歴代ご住職の御尊像

 

御霊屋に向かいました。面白い景観です。

かつては海に接していたのでしょうか。

 

塩釜港から観光船で松島港

翌日は塩釜港から松島港に観光船を利用して向かいました。

前日の台風と異なり、絶好の観光日和でした。

 

なぜ「かっぱえびせん」を買うのかと思っていましたが、カモメが餌付けされており、すぐ近くまで飛んできます。

松島湾の島々より、カモメに夢中です。

 

五大堂が迎えてくれました。

瑞巌寺参拝に向かいました。

石ノ森漫画館

仲間に石ノ森章太郎のファンがいて、ここに行くことにしました。

しかし、台風のため臨時休館です。

東日本大震災による被害で、建物の前は水浸しです。

ここに来る途中でも道路は隆起したり陥没したりを補修しているだけの状況でした。

この建物は震災の折り、1階の6.5m地点まで浸水したそうです。

ここでは写真を撮るだけで、諦めることにしました。

 

しかし、帰ってから友人のカメラをパソコンで見ると、なんと仲間の一人の腰部分に手だけが写っています。

震災の被害者の手としか思えません。

御本堂で改めて供養を致しました。

 

石ノ森漫画館リンク 宮城県石巻市中瀬2−7 地図

東日本大震災慰霊の旅

東日本大震災は今でも義援金を御寄付していますが、慰霊を兼ねて寺社の参拝をしました。

地元でお金を使うことも大事な支援活動だと思います。

しかし、いざ津波の場所に行くと、手を合わすことしか出来ませんでした。

まだまだ復興にはほど遠い状態です。

気持ちが向かず、写真を撮ることも出来ませんでした。

 

この写真の所あたりまで津波が来たようです。ここより下は !

中尊寺参拝

駐車場から長い参道を通り、諸堂の参拝を予定していましたが、台風のためほとんどお参りが出来ませんでした。

御本堂

讃衡蔵は藤童の残した貴重な宝物が残されています。

 

残念ながら金色堂などは拝観が出来ませんでした。

 

弁天堂

 

むなしく帰る一行です。

 

ほとんど拝観せずに帰りました。

こんな時に来る方が悪いと思わずを得ません。

 

次の毛越寺は拝観停止していました。駐車場が海の状態です。

毛越寺近くの芭蕉館で「わんこそば」を食べました。

 

お店が開いていて良かった !

 

黒石寺参拝

あいにくの台風の中での参拝でした。

埼玉を出る頃から、ずっと台風と一緒の旅です。

岩手県奥州市の黒石寺(こくせきじ)蘇民祭は、裸祭りとして有名です。

1月の極寒の時の裸祭りですから、十分アルコールで身体を温めてからの祭礼ですので、以前は真っ裸での参加者もいたと聞きました。

黒石寺 リンク 岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17 地図

 

以前問題になったポスターは、インパクトがありましたが、私にとっては蘇民祭の一番好きな作品です。

 

元々の蘇民祭は妙見堂で行っていたそうです。しかしネットで調べても出てきません。勘違いでしょうか。

ここの妙見菩薩像は好きな御尊像です。

 

三十三観音石仏もユックリお参りしたかったのですが、ますます風雨が強くなりました。

 

黒石寺は他のブログから引っ越しました。

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