真宗高田派 本寺 高田山専修寺 栃木県真岡市
真宗高田派本寺専修寺に参拝したのは、一度お参りしたかったことはもちろん、この宗派には釋○○□□信士の戒名があることでした。
浄土真宗では釋○○だったはずです。
当寺檀家となった方が葬儀の折に真宗高田派末寺より、この信士の戒名を葬儀で付けていただいています。
後に当寺の墓地を求め真言宗になりました。戒名は○○□□信士とし、釋を外しています。
ならば直接専修寺に詣でて、聞くのが一番と思い出かけました。
御影堂
親鸞聖人が初期真宗教団の寺院をここに建立されています。
浄土真宗では釋○○のはずと思っていました。
ネットで調べると、確かに信士号があるのです。
事務所受付で係の方に、お話を聞くことが出来ました。
答えは簡単です。
東日本などでは信士信女、居士大姉が当たり前の地域です。
本来は釋○○では納得していただけないために、釋○○□□信士としているのだそうです。
全ての地区ではないようです。
東西の浄土真宗のように関連寺院の多い地域に置いては釋○○だけで良いのですが、檀家さんの要望に応えたためのようでした。
如来堂
墓地に行くと墓誌に釋○○□□信士や△△院○○□□信士などの戒名が彫ってありました。
釋○○はありません。
また素晴らしい話も聞くことが出来ました。
この担当の方は、元々は真言宗の僧侶でした。
どのようなわけで真宗高田派の僧侶になったかは聞いていません。
浄土宗・浄土真宗の説く阿弥陀さまの世界は、曼荼羅の阿弥陀如来の世界だけをわかりやすく説いた世界だと話されました。
涅槃堂の釈迦涅槃像
阿弥陀さまは光り輝く仏さまで、その世界も光り輝いているのです。
確かに阿弥陀如来の梵名のアミターバは「量(はかり)しれない光を持つ者」であり、曼荼羅の世界も中心となる大日如来を中心に、光り輝く仏さまの世界をあらわしていると話されました。
まさに私の考える世界と同じなのです。
また真言宗で唱える理趣経も、光り輝く仏さまの世界を説いているのですと話していました。
まさにその通りです。
太子堂
私は常々、亡くなると必ず光り輝く仏さまの世界に行き、光り輝く仏さまになると話しています。
宗教・ 宗旨宗派にかかわらず、同じ世界に行くと思っています。
お釈迦様が後世に色々な世界を作るはずがありません。
高田山専修寺 栃木県真岡市高田1482 地図link