2014年11月

富士浅間神社 飯能市上直竹

この富士浅間(ふじせんげん)神社は元修験のお寺・南仙院(狭山市笹井・観音堂末)持でしたが、神仏分離後に住職が神職を勤めるようになりました。
 
 
ご本社向かって左には滝があり、かつては水量も多く滝行も行われていました。修験寺の趣もあります。
 
滝と倶利伽羅不動明王
 
 
 
 
 
境内は樹木も多く、特にタブノキは埼玉県の指定文化財になっている巨木です。土日にはたくさんのハイカーが訪れるそうです。
 
 
 
 
妙見社は明治40年に近在から合祀されました。
 
※妙見社の写真がピンボケでした。
 
飯能市内の妙見様を祀る寺社は、リンク先を参照して下さい。
 
境内は広いのですが、車を中に入れることは出来ません。道路に止めることになります。気になり奥の院まで行けませんでした。
 
 
 富士浅間神  飯能市上直竹下分300 地図link
 
 

本堂でお骨での一日葬・寺院葬と永代供養

数年前、お母さんを永代供養塔に納骨されたAさんの奥さんから
 
「主人が□□県で事故に遭い亡くなりました」
と電話がありました。
 
□□県は遠方で、A家も経済的余裕がないため、現地で火葬だけしていただき、お寺で一日葬とすることにいたしました。
 
お通夜は自宅に帰り、親族家族のみで行っていただきました。
 
 
 
生花は直接私から花屋さんに注文し、当日は葬儀屋さんなしのお葬式です。
 
 
 
葬儀終了後は永代供養塔に納骨し、自宅近くのファミレスでお食事をすることにしたそうです。
少ない経費で立派な葬儀となり、ご家族ご親戚に感謝していただきました。
 
このような例以外にも、当寺では葬儀屋さんに依頼し、ご本堂で負担の少ない葬儀を年に数回行っています。
 
 

真言宗系単立 安楽寺 東京都青梅市

先日まだ友人が安楽寺に行った事がないとの事でしたので、他の用に併せて一緒にお参りをしてきました。
 
 
格式を感じせる立派な本堂です。以前来た時は、都が防火施設工事をしているときでした。今は見ることが出来ませんが、庭に大きな貯水槽が設置されていました。
 
成木は私の住む隣の埼玉県飯能市に接していますが、税収の多い東京都とは、ずいぶん違うなーと、その時は思いました。
 
 
 
下は愛染明王堂です。安楽寺は成木山愛染院安楽寺と言い、軍荼利明王堂を中心に発展したようです。
かつては真言宗豊山派でしたが、現在は真言宗系の単立寺院です。
 
 
仁王門のある東側にあります。
 
 
 
 
本堂西側には、立派な多宝塔もあります。
 
かつて当寺の先々代の住職は、派が異なっても安楽寺さんと、お付き合いがあったそうです。
当寺に江戸時代安楽寺御住職の書かれた古文書があります。優れた学者さんでなければ書けない文面です。当時も何らかのお付き合いがあったことがうかがわれます。
 
安楽寺は代々かなり優れた学者さんが、住職を務めていた歴史があります。
 
真言宗豊山派 安楽寺 東京都青梅市成木1-583  

フランス田舎料理「ポワーヴル」 埼玉県東松山市

※閉業しました。
 
今日は小川町方面に行く用があり、帰りにうどんを食べようと探している内、フランス料理のお店を見つけました。254の道沿いです。
フランスで11年修行されたのだそうです。
店内は女性ばかりでした。
メニューを見るとランチは、普段私が食べる料金より約二倍です。数年ぶりのフランス料理なので、まあいいかとちょっと高いランチを頼みました。
皆さん上品に食べています。
つい「お箸を下さい」と言いたいのを無理して、フォークとナイフで食べることにしました。パンはおかわり自由です。
私しかおかわりしなかったと思います。みっともない。
美味しい。
ファミレスとは手のかけ方が、まったく違います。とても繊細な味です。
開店20周年とのことで、2割引とのこと。つい自家製のチーズケーキも注文してしまいました。
今まで食べたことのない味です。少し甘めですが、上品で良い香りがします。
お料理といい、ケーキといい、かなりこだわっていると感じました。良い材料を使わなければ、この味は不可能でしょう。
自宅近在のフランス料理店と比べても、ずっと上だと思います。近々確認のため食べてきます。
表現が下手で申し訳ありません。
帰りに20周年記念のカレンダーをいただきました。
帰ってポワーヴルの意味を調べると胡椒でした。
嵐山町の埼玉県立嵐山史跡の博物館から、東松山に入ってすぐです。
ポワーヴル  埼玉県東松山市上唐子1532-5 
電話0493-22-8432 
水曜日が定休日です。 
 
休業致しました。
 
 

出雲伊波比神社 埼玉県毛呂山町

歴史民俗資料館の次に出雲伊波比神社にお参りに行きました。

201411722840.jpg
201411722858.jpg

町の中心にあり、境内は独立した岡の上にあります。大変古くからある神社で、流鏑馬(やぶさめ)で有名です。

 

2014117221430.jpg

本殿は埼玉県で一番古い神社建築で重要文化財

 

今年11月3日に行われた流鏑馬の蹄鉄の跡が残っていました。毎年多くの人が見学に訪れます。

2014117221722.jpg
2014117221227.jpg

猫に餌をやらないで下さいの張り紙がありました。 境内の鳥居の前には、たくさんの猫がたむろしています。

 

2014117222146.jpg

餌をあげている人がいました。

出雲伊波比神社  入間郡毛呂山町岩井西5丁目17-1     

「伝釈迦如来像」毛呂山町歴史民俗資料館

埼玉県毛呂山町歴史民俗資料館に桂木寺の伝釈迦如来像(埼玉県指定文化財)が11月30日(日)まで展示されています。平安期初期10世紀後半の御尊像で、関東でも屈指の古い仏像のようです。また、薬師如来の可能性があり、伝釈迦如来像と言われています。

 

201411720593.jpg

写真が撮れませんでしたので、資料館のホームページをご覧下さい。

滝之入の桂木寺にも寄ってきました。

201411721145.jpg

 

うっかり緑の矢印の滝之入の桂木観音に行っただけでした。滝之入の最も西側です。

 

201411721421.jpg

桂木観音

2014117215539.jpg

ここからはかなり遠くが見渡せます。

桜やアジサイとつつじの頃が見頃のようです。ハイキングコースゆずの散歩道(アジサイ)の最終地点になっています。

このあたりの畑には猪が掘り返した跡があちこちにありました。畑はだんだん放置されるようになるのでしょうね。

 

2014117213331.jpg

 

資料館では、11月15日(日)~1月25日(日)まで、特別展・毛呂季光(すえみつ)の活躍と末裔たちが開催されます。季光は源頼朝が挙兵直後から仕え、鎌倉幕府で重く用いられました。

 

虹ですよ!

石材店の店員さんが、「虹が出てますよ」の声。確かに虹です。店員さんやお墓参りの方々も皆さんスマホで虹を撮っています。台風の影響で、雨が降ったりやんだりの好条件だったのでしょう。

2014116162313.jpg
2014116162356.jpg

急いでカメラを持ち出し、本堂前で撮り出しました。次にお墓に向かいうと、虹全体を見ることが出来ました。久しぶりに見る虹に子供の頃を思い出しました。

良く霧吹きで霧を作り、小さな虹を見て喜んでいました。近頃はやたらと昔のことを思い出します。歳のせいですかねー。

 

2014116163133.jpg

 

飛行機の音が聞こえ振り向くと、横田基地に戻る輸送機が見えます。今日は何機も飛んでいるようです。

 

201411616342.jpg
2014116163428.jpgお墓にはまだ鶏頭咲いていました。

 

レインボー! 久しぶりに見る虹です。

「住職、虹ですよ!」の声でカメラを急いで取り出し、本堂前で撮影開始です。

 
すでにお参りの方などもスマホで撮っています。
 
 
 
台風の影響で、虹を見るには良いあんばいの気象条件だったようです。
 
 
石屋さんに「お墓から見ると全部見えますよ」と言われ、急いでお墓に向かいました。
 
 
久しぶりに見る虹です。
子供の頃、霧吹きで虹を作って遊んだことを思い出します。シャボン玉、メンコ、紙飛行機、昔のように自分で作って遊ぶ事がなくなりましたね。
親の責任です。反省。
 
 
かなり長い時間、虹を見ることが出来ました。

振り向くとお墓には、まだ鶏頭が咲いていました。
 
 
 
 
このあとお客さんが来て、「車の中で虹を見ていたら、危なく追突しそうになりましたよ」との言葉、気をつけて下さいね。
 
 

飯能市の星宮神社

飯能市には二社の星宮神社があります。共に妙見菩薩関連です。栃木県は日光修験の関係で、虚空蔵菩薩でした。妙見菩薩、虚空蔵菩薩を祀る多くのお堂、お社は明治以降に社名を変更され、土地の名前、星宮神社などなっています。ご本尊も多くが天御中主神になっています。

まずは名栗の星宮神社  埼玉県飯能市上名栗小字宮

2014112194025.jpg

秩父七妙見の一社 名栗の村社で神明・諏訪を合祀
                  

2014112194047.jpg

元暦年間八百年前に降った星を祀ったと伝えられている。

星宮神社(旧妙見社)   飯能市赤沢299-1

2014112195018.jpg

旧妙見寺(聖護院末)持 廃仏毀釈の折に星宮神社となった。

今でも地元の人は妙見様と言っています。

2014112195038.jpg

康永二年(1343)の創建と伝えられる。

赤沢近くの赤工(あかだくみ)には小さな社に妙見菩薩の石仏が祀られています。ちなみに赤工は製鉄に関連しています。妙見菩薩は、山師などにも信仰されたようです。この御尊像も製鉄に関連あるのかもしれません。

201411220113.jpg

埼玉県飯能市上赤工久根

お不動様と言われています。見れば違うことが分かります。

201411220137.jpg

妙見菩薩の亀踏像。剣を持ち、玄武(亀)に載っています。

 他にも妙見様関連の寺社があります。まとめた資料は、PDF リンクをご覧下さい。

妙見菩薩 リンク      

 

 

秩父御嶽神社と浅見茶屋 埼玉県飯能市

秩父御嶽神社

先日市内の観音寺ホームページを見てみると秩父御嶽神社での催し(平成26年11月22日(土)16時から)出演が載っていました。通り道でしたので、ちょっと寄り道の予定でした。

気軽にお参りしたのが間違いです。ご本社まで数百段の階段でした。

2014111114746.jpg

山上より長野の御岳山を遙拝するように建つご本社

長野の御岳山噴火のことが心配ですね。なくられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

2014111114945.jpg

長い階段が数百段あります。登りはどうにか階段で行きましたが、下りは女坂から降りました。足がふらふら、写真も曲がっています。

 途中、東郷平八郎元帥の銅像や日露戦争で活躍した戦艦三笠の砲弾で穴だらけになった甲板の一部があります。

201411111552.jpg

 

大正十四年四月十七日、元帥自ら臨席し序幕式が行われた。

生前の東郷元帥の銅像は、ここだけです。

2014111115914.jpg

戦艦三笠の甲板

砲弾で穴だらけです。

2014111115941.jpg

ロシアの野砲

秩父御嶽神社  埼玉県飯能市坂石580   ホームページ   リンク        

 

なぜ飯能市にありながら、秩父御嶽神社とあるのをご存じですか。

実は昔は、埼玉県秩父郡吾野村だったのです。飯能は埼玉県入間郡飯能町でした。

聞いた話ですと、バスを吾野に通すためは、許可を得るために多くの支障がありました。

  1. 秩父との間の正丸峠は、バスを通す広い道を確保できません。
  2. 当時の行政区域の関係で、飯能からバスを通す事が出来ない。

このようなことから、大正10年秩父郡から入間郡に変わったそうです。

ある人の父親は、旧制中学なら飯能方面に通う方が楽だったのに、秩父の親戚に下宿して旧制秩父中学に通ったと聞いたこともあります。いまでも秩父に親戚がたくさんいるそうです。

 

浅見茶屋

御嶽神社の脇を抜けて、約2キロメートル。子ノ権現方面に向かいます。

以前から何度も行こう行こうと思いながら、飯能に来て33年、やっと食べにこれました。昔からよく知られたお店です。

 

2014111125348.jpg

昔ながらの古民家

201411112544.jpg

中も趣があります。古い道具、ポスターがありました。

黄桜のポスター、三浦布美子さんは、とてもすてきです。

201411112552.jpg

噂通りの美味しいうどんでした。

 

浅見茶屋  埼玉県飯能市大字坂石1050番地   ホームページ  リンク     

 

ページ上部へ