2015年08月

紋白蝶と白花彼岸花

珍しくモンシロチョウが飛んでいます。

レンズを向けても液晶モニターには入っていません。

やっと花に止まりましたので、撮すことが出来ました。

 

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 一度でも飛んでいる蝶を撮影したいものです。

 

同じく白ですが、彼岸花です。

早咲きのシロバナヒガンバナが咲いていました。

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残念ながら昨年すぐそばの球根が盗まれてしまいました。

色違いの珍しい種類だったように思います。

黄色い鍾馗水仙(黄色い彼岸花)や変わった色の彼岸花も咲きそうです。

 

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お寺に来られる方々に喜ばれるように植えていますので、非常に残念でした。檀家さんが持ってきた物もありました。

他の花も咲くそばから盗まれていました。ヤマユリなどは、何度盗まれたかしれません。

何度も球根を植えたからでしょうか、今年はヤマユリだけは残っています。

 

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普通の彼岸花は、まだ芽も出ていません。去年の花を掲載します。9月19日撮影

 

 

天神像と渡唐天神図-菅原道真公

天神像

当寺の天神社には廃仏毀釈の影響はなく、天神様(菅公)の御尊像が祀られています。 

天神社リンク  

 

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天神像

 

あまりにもひどい状態でしたので、3年前に修復致しました。

 

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渡唐天神図

菅公は遣唐使には選ばれましたが、唐に行くことはありませんでした。

渡唐天神図は鎌倉時代になってからの逸話から描かれた画像です。中国が栄となった時代の話しです。

菅公が禅を学びに渡栄し、径山万寿寺にいた無準から法衣を授かったとされる逸話が生まれました。

時代が違うのですから、実際に行ったわけではありません。

 

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渡唐天神図

 

室町時代になるとたくさんの渡唐天神図が描かれました。唐服に梅の枝を持ち、腰袋のお姿が特徴です。

この画像は明治以降の天神図です。是眞の落款がありますが、柴田是眞とは思われません。落款がなければ良かったと思っています。

中山秋湖の道真公の掛け軸

大宰府に流され、失意の時に東(御所)に向き、院から頂いた衣服を捧げています。

 

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菅原道真公

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上は絹本の多分本物、下は印刷です。

 

この図はネットのオークションでも度々出てきますので、かなり多くの掛け軸が存在していると思います。

細かく比べると下絵は同じでも、彩色に違いが見られます。印刷の原画ではないようです。印刷の方が緻密に彩色されています。

印刷の掛け軸の方が私は好きです。

一枚板の菅公と牛の彫刻

 

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道真公と牛の逸話も多くあるようです。

天神様が祀られている神社に行くと、よく大きな牛の銅像や石像を見ます。

なでると願い事が叶うと言われているようです。当寺の天神社にも小さな撫牛が祀られています。

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菅公の和歌

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    東風吹かば  にほひおこせよ  梅の花

                      主なしとて  春な忘れそ

 

    こちふかば  においおこせよ  うめのはな

                        あるじなしとて   はるなわすれそ

 

鍾馗像と鍾馗水仙

子供の頃、端午の節句には鍾馗(しょうき)さんと金多郎さんの人形を飾っていました。

私たち子供のために、健康に育つよう、災いが訪れないようとの思いです。

 

2015824183522.jpg鍾馗像

 

近在では五月人形として武者、鎧、兜、金多郎などが飾られていました。一番多いのは武者人形だったと思います。

鍾馗さんは、うちだけだったような気がします。

中国では魔除け、学業成就の神として、端午の節句に祀られたのが日本に伝わったようです。

 

数年前、たまたま骨董屋さんを覗くと、木造の鍾馗さんがあり、つい個人用に求めてしまいました。

 

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木造の鍾馗さんは、初めて見ました。骨董屋さんも初めてだそうです。

 

小さい像ですが、なかなか風格があります。長年どこかの家で大事にされていたのだと思います。

今の造りの家では、お子さん用にこの像では合わなかったのでしょうね。あるいは娘さんだけだったのかもしれません。

 

人形以外にも、掛け軸を飾ることもあったようです。

 

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 鍾馗画

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これも小さな掛け軸ですが、どこかの家で飾られていたのでしょう。一見怖そうですが、とても優しく感じます。

 

私の家でも子供のために五月人形やひな人形を飾りましたが、かなりの年月箱から出していません。

 

鯉のぼりは、江戸時代に鍾馗などを描いた幟を立てたのが始まりだそうです。  飯能市郷土史館 リンク

鍾馗 Wikipedia

 

愛知や京都・滋賀・奈良など関西には屋根の上に瓦の鍾馗さんが祀られている家がたくさんあるようです。

 

埼玉でもさいたま市岩槻区には屋根に載せられている像を見ることが出来ます。パンフレットも用意されているそうです。   リンク

鍾馗 埼玉」で検索すると、たくさん出てきます。何度か岩槻に行ったことがありますが、屋根の上まで見ていませんでした。   画像リンク

 

鍾馗の瓦の産地は、かつては各地にあったようです。

現在では、島根県石見地方、兵庫県淡路島、愛知県の3箇所が全国の8割を占めているそうです。

 

鍾馗水仙

もう少しすると塀の前に黄色い彼岸花が咲きます。

彼岸花の一種で「鍾馗水仙」(しょうきずいせん)と言うのだそうです。

昨年9月8日撮影            

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鍾馗水仙

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                       ピンクのリコリス                                    

シロバナヒガンバナは、なんと普通の彼岸花と鍾馗水仙の雑種だそうです。赤と黄で、どうして白い花になるのでしょうね。

 

昨年9月18日撮影            

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シロバナヒガンバナ

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彼岸花

赤い彼岸花だけでなく、白も咲き出します。これからが楽しみです。

 

ワンちゃん(トイプードル)の里親募集中-埼玉県狭山市

かわいいトイプードル、五才のお嬢さんです。

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 ワンちゃんを探していた人が、待ちくたびれて買ってしまったために、こちらでも紹介させて頂くことにしました。

 

詳細は、ファニードックに直接お問い合わせ下さい。

 
ファニードック&キャット    ブログ  リンク 
 
  埼玉県狭山市入間川1-17-15 
  トリミングサロン ファニードック 2F  (旧、増田塾)
  電話:080-8810-4450
 
 
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涅槃図と日蓮聖人涅槃図(入滅図)

一般的に涅槃図と言えば、お釈迦様の図を言います。

 

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涅槃図

 

最近求めた日蓮聖人涅槃図は、池上館において亡くなられた日蓮聖人を中心にお弟子さんや大檀越を描いた彩色版画です。実際にここに描かれた方々が全てこのように集まられたのではないでしょう。

他の図を見ても、これほどの人数ではありません。

 

2015822192657.jpg日蓮聖人涅槃図

 

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池上館が日蓮聖人亡き後に寄進され、現在の池上本門寺になっています。

この図は古板(版木)が摩耗したために、池上宗仲の27代の子孫・池上太三郎が施主となり、貞秀(歌川貞秀か?)に依頼し描かれ、嘉永5年(1852)に開板したと書かれています。

 

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この図と同じですが、色彩が施されていない図もあることが、第七百遠忌記念日蓮聖人展図録に記載されています。図録には日蓮聖人入滅図となっていました。

当寺は真言宗ですが、お世話になった大先輩が住職をしている、日蓮宗のお寺に奉納させて頂きました。

高僧の涅槃図は、これ以外にも法然上人の涅槃図があるようです。  法然上人涅槃図

 

見立て涅槃図として江戸時代は、かなり変わった図も描かれました。詳細は名古屋大学国際言語文化研究科・伊藤信博氏による若冲の「果蔬涅槃図」PDFが参考になります。

若冲は好きですが、このようにパロディー化された図は、どうかと思います。

 

追記  最近手に入れた肉筆の掛け軸です。

 

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日蓮聖人入滅図②

 

また先輩のお寺に奉納します。

 

追記 2017/06/01

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日蓮涅槃図③
 
ある方が日蓮宗の方にこれらの図を印刷してお分けし喜ばれたそうです。
十年ほど前、あるご住職は法話の時に日蓮聖人涅槃図を使用していると話していました。
 
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盆送り ペットも盆送り!

本日はお施餓鬼が10時よりあり、お施餓鬼終了後にお塔婆をお渡しします。

本来お塔婆は自宅の盆棚に祀り、その後お墓に詣でるときに置いてくるのですが、遠方はそのままお墓に向かい置いてきます。

 

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それにしても附施餓鬼塔婆が、あまり減りません。かなり残っています。明日にもかなり残っているでしょう。

お塔婆をお渡しする役は役員さんが1時頃まで行い、引き続き私が行います。

入院後の体力の低下のためか、いつも以上に疲れていましたが、檀家さんと気軽に話しが出来る時間ですので、結構楽しみでもあります。

それにしても数日前に比べるとずっと涼しくなり、助かりました。

 

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今日はペット供養塔にも大勢の方が、お参りしているようです。

今朝見たときよりも、お花がかなり増えています。

 

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檀家さん以外も納骨していますので、かなりの人がお参りしているようです。

 

盆迎え

今日13日は盆迎えの日です。

今朝は7時前から迎えに来る人もいました。

ほとんどは午後でしたが、昔のように3時過ぎに来られる方々は少なくなったような気がします。

 

2015813182635.jpg私は3時半過ぎに境内の諸々の仏様にお線香を手向け、歴代御住職のお墓に詣でて、盆迎えをしますが、年々同じ時間帯の方が減っているような気がします。

全体に早い時間に済ませる人が多くなりました。

でも暑いですね。数日前よりはましですか。

 

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檀家さんや永代供養の方々は、ほとんどの方が参道の仏様、境内の仏様に線香やお花を手向けています。

新盆は白い提灯で、その他の方々は家紋や模様の付いた提灯でお参りしています。

 

以前親の新盆に、新潟に泳ぎに行っていた家族がいました。

親族が家に行っても閉まっており、お仏壇に手を会わすことが出来ずに帰らざるを得ませんでした。

兄弟が天罰が下ると話していましたが、実際悪いことが続いていました。

 

決して因縁とは思いませが、まずは親戚と仲違いして、霊園へお墓の引っ越し。

霊園の石屋さんが当寺とお付き合いのありましたので、色々情報をもらいました。なんと当日に納骨が出来なかったそうです。

お寺の墓から移動した骨壺の数と、当日の数が合わなかったそうです。何があったのでしょうね。

 

その数年後、夫婦は離婚。更に息子さんが先に旅立ちました。

 

因縁ではありません。自らいい加減な生活をあらためず、全てを周りのせいにするいい加減さが、このような結果に結びついたのだと思います。

 

人と同じ事をなぜしなくてはいけないのかという論理なのでしょう。特に奥さんはそうでした。

今どうしているのでしょうね。

 

浄土真宗では、盆迎えはないそうです。ほんとかな?

でも川越市のお寺の檀家さんは、ほとんど盆迎え、盆送りをしているようです。お塔婆もありません。

「盆迎えをしても先祖は帰ってこないのにねー!」とお寺の奥さんに言われるそうです。

 

この論理で行けば、お盆中に海水浴も悪いことではないことになりますね。

 

白衣観音-美しい観音菩薩像

一昨年当寺にお招きした白衣観音(びゃくえかんのん)様です。白衣観音様は三十三観音のお一人です。観世音菩薩様の中で一番女性的ですね。

高崎市の白衣観音がよく知られいますが、当市(飯能)の鳥居観音もよく知られています。当寺と同じ宗派の仙台大観音も近年知られています。

お顔が女優Nさんに似ていませんか。きれいですね。

写真で見るとそっくりだと思います。

少し横から見たほうが、よく似ています。

 

白衣観音様とは言え、長い間のお香の煙で、特に腰から下は黒くなっています。

元は地肌美人だったのでしょう。

 

数百年経って、味わいのある仏様になっています。

恥ずかしながら、写真撮影中に初めてこの観音様の美しさに気がつきました。暗い場所にお祀りしているのと、小さな御尊像ですので、拡大表示して初めて良さが分かりました。

老眼鏡を換えても、よく見えないかもしれません。

 

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秩父七妙見-「秩父志」による-埼玉県秩父地区

秩父七妙見

「秩父志」に江戸末期に武蔵国秩父郡の総鎮守である秩父妙見の分社を郡境の交通の要所七ヶ所に攘災の守り神として配置したのが秩父七妙見社であると記載されているようです。  

妙見信仰とは         

妙見神社を北極星として、七妙見を北斗七星に見立てて、考えられたと思われます。

 

20158117052.jpg秩父神社  埼玉県秩父市番場町1-13   地図
 

平成12年11月7日   演題「秩父夜祭について」  秩父神社権禰宜 甲田豊治先生
        於:秩父神社  秩父神社氏子青年会主催 ホームページ資料より抜粋・加筆

 

 

①秩父郡小鹿野町藤倉      所在が明らかでない。


②秩父郡皆野町金沢                    今はない。


③秩父郡長瀞町矢那瀬        末野神社(大里郡寄居町末野495)に合祀になったと推測されている。

201581171625.jpg                                                                末野神社には合祀の言い伝え、記載はないようだ。   地図

 

④秩父郡東秩父村安戸872        身形神社    地図

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⑤比企郡ときがわ町大野329    大野神社    地図

201581172315.jpg⑥飯能市上名栗217             星宮神社   地図

201581172415.jpg⑦飯能市北川971                    喜多川神社   地図

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※かつて飯能市の西部は秩父郡でした。

 

私も資料を集めたり、郷土史家の方や地域の方に聞きましたが、あまり良い結果はありませんでした。

明らかに間違った情報を掲載している本もあり、私のブログの文章も自信はありません。

興味のある方は、あくまでも参考資料として、お考え下さい。

 

秩父神社を中心に、新たに二社を加えて、「新秩父七妙見」とする札所を創設して頂くのも面白いかなと思いました。

しかし、宮司さんが住んで知る神社は、ほとんどありません。マイクロバスが限度の所も多く、無理でしょうね。

     

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