太平山神社 栃木市
太平山神社(おおひらさんじんじゃ)には表参道の階段約1,000段を登り参拝の予定でしたが、見ただけで山上の駐車場に向かうことにしてしまいました。
駐車場から楼門に向かいます。
随神門から下の階段を見る。
ここは天長4年(827年)に慈覚大師円仁により創建された神仏混交の寺院でした。
ここの随神門の案内板は仁王門でしたが、廃仏毀釈後に仁王と神像安置場所が入れかわったことが書かれています。
八代将軍吉宗公によって建設されています。
下の駐車場から来た40代の女性二人が、あとどれくらい登るのかと後悔していました。かなり長い階段ですから無理もありません。
先ほどの女性達が疲れ切って休んでいました。
81歳の男性は下から歩いて、私を追い抜いていきます。
やっと神社に到着です。
先ずは本殿に参拝しました。
瓊瓊杵命・天照皇大御神・豊受姫大神が祭神です。
やはり上まで車で参拝に来られる方の方が多いようです。
平日でありながら、次々と参拝者が来られていました。
以前ここの本殿と星宮神社の写真を見せてくれた檀家さんがいました。
栃木県の出身で、元気な頃は実家の墓参りと太平山神社参拝によく出かけたと話していました。
江戸期の星宮神社本尊は、虚空蔵菩薩を祀っていたと思います。
円通寺第二世の大慶大師救海像がありました。
この寺は現在栃木市場内町にありますが、天長2年(825)慈覚大師円仁により太平山に創建されています。
太平山真野谷の石室で、53歳の時自ら応永23年(1416年)入定されています。
時の朝廷は救海に高慶大師の称号を与えました。
太平山神社 栃木県栃木市平井町659 地図link