浄土宗 九品仏浄真寺 ー 東京都世田谷区奥沢
今日は家内の実家に荷物を届けるために都内に出かけました。
お寺の住職でありながら、日曜日に出かけたのは、実家にいる私の長男と家内の都合に合わせるためでもあります。
今回もAさんに運転を依頼しました。
テレビで見ると、私のような水瓶座が一番事故を起こす確率が高いのだそうです。
そうでなくとも退院後注意力がますます散漫となり、遠方は自分でも自信がありません。自分で運転するのは近場だけです。
時間が早かったので、近くの九品仏浄真寺に寄ってきました。 浄真寺Facebook
長い参道

ご本堂
本尊・釈迦如来

仁王門(紫雲楼)
阿弥陀様と二十五菩薩が楼上に祀られている。
境内はとても広く、新緑や紅葉の名所です。
義父母も元気なときは、よく散歩に来ていたようです。
上品堂

下品堂

中品堂
上品堂の阿弥陀如来
三仏堂といい各お堂には、大きな三体の阿弥陀如来が祀られており、計九体の御尊像です。
祀り方は異なりますが、九体祀られている京都府木津川市の浄瑠璃寺がよく知られています。 浄瑠璃寺
ちなみに浄瑠璃寺は吉祥天がよく知られていますが、九体の国宝の阿弥陀様も素晴らしい御尊像です。
鐘楼堂

閻魔様と奪衣婆

本堂脇の池
九品佛縁起 本堂で販売しています。700円
九品仏浄真寺でよく知られているのは、三年毎に行われる『来迎会』(らいごうえ)でしょう。「おめんかぶり」として知られています。
二十五菩薩の面をかぶって、三仏堂から本堂に行堂する儀式です。
お面かぶりは11時と17時の2回あり、檀家さん以外でも二十五菩薩のいずれかの役を体験できるそうです。
三年ごとに行われますが、平成29年から5月5日になったそうです。
8月16日では、さぞかし暑かったでしょうね。
年々温暖化のため対応に迫られたのでしょう。良い判断だったと思います。