2020年07月

犬山 寂光院 恵比須と弁財天のこけし 愛知県犬山市

先日、ある仏様の像を検索していると、ヤフオク!のサイトで見つけることができました。

その画像を見ているとマッタク関係ない、寂光院の恵比須、弁財天のこけし?があり、ついクリックをしていました。

御本堂に毘沙門天、恵比須大黒の石像、七福神坂があり、全ての七福神が祀られているようです。

 

 

今でもお授けしているのか、記念品なのかは分かりません。

名古屋には何度か行っていますが、あくまでも観光です。仲間がいましたので、自分の思うようにはなりません。

参拝したのは智山派寺院では、別格本山の大須観音と友人の寺だけでした。

 

 

御住職は袋町お聖天・福生院御住職の弟さんです。

福正院の御住職は、大学時代のクラブ先輩です。たしか私が入学する6年以上前に卒業されていたと思います。

 

寂光院御住職は、寂れていた寺を復興するため尽力されました。

紅葉で有名だった昔に戻すため雑木を切り旧に復しました。

積極的に布教に励み、お寺にいるよりは布教を依頼され、各地に出かけることが多かったと聞いています。

名鉄ともタイアップして、参拝者を増やしたそうです。

 

私にはとてもとても真似することができません。

 

寂光院  愛知県犬山市大字継鹿尾杉ノ段12  地図             寂光院 ホームページlink

近くには、やはり智山派の成田山別院もあります。

 

←「無 良寛禅師」 又野龍也作          板仏 観音菩薩? 釈迦 音声菩薩 不動明王 妙見菩薩

「無 良寛禅師」 又野龍也作

又野龍也画伯の作品です。

テレビアニメの日本昔話で知られています。画像検索リンク

以前は子供と一緒に、テレビで見ていました。

 

隣の日高市在住で、たしか私の住む飯能市にある丸広百貨店で、個展を見た記憶があります。他の場所だったかも知れません。

 

 

煩悩ばかりの私には、良寛さんのような「無」は無理です。

余計なことばかりを考えて、70歳近くになってしまいました。

 

 

平成8年の作品です。

 

 

この作品は、お世話になっている方へのプレゼントにしました。

もうしばらくすると私の手元を離れます。

 

追記

私が時々行く日高市の画材屋さん「銀河堂」には、又野龍也画伯の絵画教室案内が張られています。きっと額や画材などは、ここで求めているのではないかと思います。

この額には、ガラスでなくアクリルが使用されています。

私もここで額を求めるときには、有料ですがガラスからアクリルに変更しています。割れる心配が無く、安全です。

 

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ハグロトンボ

目の前を黒いカゲロウが飛んでいました。

記憶によるとメスのようです。オスは光沢のある緑色をしていたと思います。

止まっているところをすかさず撮影です。

 

 

かなりピント外れが多いのでガッカリ。

 

 

飛んでいる写真は全滅です。

調べてみるとハグロトンボのメスでした。ハグロトンボ wikipedia リンク

 

←カナブンとヤマトタマムシ          「無 良寛禅師」又野龍也作

カナブンとヤマトタマムシ

カナブン

昨日朝のお勤めのおり脇を見ると、妙見堂の樫の木にカナブン(コガネムシの一種)が、樹液を吸っていました。

戻ってネットで調べると、カナブンは害虫ではないと書かれていました。

 

 

しかし、一緒にスズメバチも樹液を吸っています。

近くには、もう一匹います。

 

 

ただひたすら樹液を吸っていました。

もっと近くで撮影したかったのですが、君子危うきに近寄らずです。

私は君子ではありませんが、スズメバチの被害で入院した檀家さんもいます。

 

ヤマトタマムシ

しばらくすると地面に黄金虫が、仰向けになっていました。

木に穴を開ける害虫です。

蟻がたかっていましたので、うつ伏せにしましたが、飛ぼうとしません。体力が無くなっているのでしょう。

 

 

とりあえず近くの植木に移しました。徐々に登っていきました。

 

 

 

しばらくすると、いなくなっていました。

飛んでいったとは思われません。もう寿命なのでしょう。

 

←ブルーサルビア               ハグロトンボ→

ブルーサルビア

鉢植えのブルーサルビアです。昨年から放ってあります。

いざ咲き出すときれいでした。

 

 

昨年は、もっと咲いていた記憶があります。

あるいは誰かが今年になって苗を買ってきたのかも知れません。

 

 

サルビアには赤やピンクなど、色々な種類があります。

 

←釈道本憲壽の書              カナブンとヤマトタマムシ→

 

釋道本憲壽の書 和合楽 良藥苦於口

江戸期に御本山智積院に40年間在住していた僧侶です。

信州で生まれ9歳で出家しました。信州の智山系の寺院だったのかは分かりません。江戸時代は仏教総合大学のような寺院であった京都智積院に入りました。

この当時の智積院は超優秀な僧侶が学ぶ寺院で、真言宗以外の僧侶も大勢学んでいました。

多い時期は3000人も学んでいたそうです。智積院ホームページlink

 

法名は憲壽、字は虎溪、法号は道本、号を安忍子・不可得・楽々庵などと称していました。

後に京都の六波羅蜜寺、10年間佐渡の蓮華峰寺、江戸浅草・石清水八幡宮別当大護院住職となりました。

江戸では他宗旨の僧侶とも広く交流していたそうです。

安政4年(1857)8月に亡くなり、享年91歳でした。

 

和合楽

歌舞伎や浄瑠璃の外題にあるそうです。

「わごうらく」と読みますが、意味は分かりません。「夫婦和合して楽来る」夫婦仲良くでしょう。

 

 

 

良薬於苦口

良薬は口に苦しです。出典は『孔子家語』です。「孔子曰、良藥苦於口、而利於病。忠言逆於耳、而利於行」

私に対する、戒めの言葉です。

 

 

虎溪道本、印は憲壽道本とあります。

 

大護院は廃仏毀釈によりありません。浅草・石清水八幡宮は蔵前神社となっています。

本寺は御室御所仁和寺でしたが、関東では実質的に新義真言宗系(現在の智山派・豊山派・新義真言宗)の僧侶が住職をしている寺院が多くありました。

 

追記 2020/07/21

岡谷市の正光寺ホームページに釈道本の記載がありました。

「当山第十九世法印憲快は、憲寿と法兄弟の間柄であったので、当山は憲寿の書蹟を多数伝存する。」とあります。

     照光寺ホームページlink

前照光寺御住職・宮坂宥勝師は、真言宗智山派管長・総本山智積院化主でした。

 

←オリエンタルユリ ピンクの百合               ブルーサルビア→

 

オリエンタルユリ ピンクの百合

境内の一角にピンクの百合が咲いています。

オリエンタルユリと思うのですが、確証はありません。

 

境内のゴミ小屋に捨てられていた球根を取りあえず植えたのが、このピンクの百合でした。

おそらく、お墓にあったのだと思います。

 

 

捨てた人も、このように良く咲くようになるとは、思わなかったと思います。

 

←梵鐘の供出 現在の坂戸市・鳩山町・鶴ヶ島市の寺院          道本憲壽の書

梵鐘の供出 現在の坂戸市・鳩山町・鶴ヶ島市の寺院 永源寺において 昭和18年

全国の寺院の殆どが、太平洋戦争中、梵鐘を供出致しました。

批判をする人も多いと思いますが、この時代は致し方ないことだったのです。

現在の坂戸市・永源寺御本堂前です。昭和18年の撮影でした。

 

 

向かって右から寺院名と住所を記載致します。表示は現在の地名です。

  • 圓正寺 鳩山町
  • 休山寺 鳩山町
  • 坂戸市 宗福寺
  • 鳩山町 真光寺
  • 坂戸市 休薹寺
  • 坂戸市 永源寺(仲町)
  • 坂戸市 大智寺
  • 坂戸市 法音寺(おそらく坂戸市小沼)
  • 鶴ヶ島市 満福寺
  • 坂戸市 西福寺
  • 坂戸市 西光寺(画像が鮮明でありません。坂戸市塚越)
  • 坂戸市 長久寺
  • 坂戸市 永源寺(多和目)

 

私の祖父も一番右に写っています。ただし、この中の寺の住職であったわけではありません。大智寺住職(向かって左から四番目)との関係かも知れません。

今から二十年程前に某寺より借りることができました。スキャナーで取り込んだ貴重な写真です。

このような時代があったのです。

 

←飯能市の入間川と美杉台展望台              オリエンタルユリ ピンクの百合

 

飯能市の入間川と美杉台展望台

昨日の朝は入間川に、わずかですが霧が出ていました。

 

 

美杉台ではラジオ体操をしています。

 

展望台の合歓の花です。そろそろ終わりです。

 

 

小瀬戸あたり でも、霧が出ています。

 

←海外から帰れない檀家さん          梵鐘の供出 現在の坂戸市・鳩山町・鶴ヶ島市の寺院

 

海外から帰れない檀家さん

先日来られた檀家さんの息子さんが、海外に二年の単身赴任のはずが、コロナのため帰れないでいると話していました。

きっとまだ同じような方がいると思います。

年に一度、必ず土産を持って墓参りに来る檀家さんは、1年以上帰っていないと思います。

海外赴任はヨーロッパ、アメリカ、中国、東南アジアと広範囲です。今の状態ですと会社も対応不可能なのでしょう。

ある檀家さんは、成田空港勤務です。

空港には駐まった飛行機でいっぱいですと話していました。

 

新型コロナウイルスの脅威はとどまることがありません。

あらゆる所に影響が出ています。

 

早くワクチンが開発されなければ、あるしはコロナの感染力が弱まらない限り(一番期待しています)、先を見通すことが不可能です。

 

必ずマスクを使用する、夜の街には出かけないなど、意識して生活するしかありません。

スナックを経営している檀家さんは、店をたたんだそうです。

生活のため無理しても開店をせざるを得ない方もいると思います。苦しい選択肢だと思います。

 

 天皇陵 御陵印の御朱印掛軸           飯能市の入間川と美杉台展望台

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