2022年01月11日

無住廃寺問題

Yahoo!ニュースを見ていると、無住寺院問題が出ていました。
地域が安定していれば、住職不在の寺院でも持ちこたえることが出来ます。
過疎の地だけでなく多くの寺では、檀家を増やすどころか減る一方です。

廃寺」で検索すると数多くの寺が出てきます。

檀家が数十件では、修理も出来ない寺院が数多くあるのです。
時代が違いますが、維新で勝利し東京に移住した人が多い地区では、無縁墓が数十件並んでいる写真を見たこともあります。
更に写ってない場所に数多くあるようです。
まだ市が管理していましたので、残っていただけでした。



十数年間ある仏さまを調べに関東各地を調べていたことがありました。

無住でも殆どの寺院が管理されていましたが、屋根が崩れていたり、無くなっていたことがありました。
小さな神社では、石の鳥居は残っていましたが、草ぼうぼうで崩れ落ちていたこともあります。

地方から引き墓をして、新たに当寺檀家さんになった方が何件もあります。
元菩提寺が無くなっており、過去帳すら残されていなかったと話していた方もいました。

「兄さん、これ以上管理できないから、引き墓して下さい。」と高齢の妹に言われた人もいました。



あまりにも貧乏寺でしたので、兼務住職にもなっていただけない寺だった所もあります。
収入より支出が多すぎる寺も多くあるのです。
手続きをして廃寺にするのも大変です。

田舎にお墓がありながら管理できない方は、高齢になる前に引き墓を考えるべきだと思います。
ただし、引き墓の相談を住職にすると、途方もない離檀料を請求された方も数件いました。
霊園ですら、管理が満足に出来ないところも出ています。



新型コロナウイルスの影響で、困窮寺院が益々増えていきそうです。

 

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