地下鉄六本木駅からすぐの住宅街にあります。
ホームページを見ると、出雲大社東京分祠とありますが、看板には東京別院となっていました。
建物の三階が、お社になっています。
受付には二人の巫女さんがいました。
先ずは参拝ですが、出雲大社は他の神社とは異なり、二礼四拍手一礼です。
目立たない場所なので、知られた神社の分院としては参拝者が少ないようです。
私の前に若い女性がお参りしていましたが、やはり縁結びなのでしょう。
ここは三階ですが、神社庁所属でなく、神道大社教に属していますので、可能だったのでしょう。
以前神社庁所属の都内神社がビルに建て替え、最上階を社殿としたことがありました。
神社庁よりきつい咎めがあり、許可されないだけでなく、かなりの圧力がかかったようです。仕方なく単立神社にしたと、何かに書かれていたことを思い出します。
全国に経営が苦しい神社はたくさんあり、東京でも数多くあります。経営の多角化は必然になっているのです。
まったく異なる話しですが、ある女性神職が、地方の神社の宮司になって欲しいと依頼されましたが、神社庁はまったく異なる場所から、男性神職を宮司にしたことがあります。神社の乗っ取りですよね。
秩父市には女性宮司もいました。他にまだいると思います。
最近でも、千年以上の歴史ある九州の神社に女性神職をと望んでも、不許可にして神社庁から男性神職を派遣したことがあります。少子化と男女平等の時代を考えるべき宗教者が、乗っ取りとしか思われないことをするべきでは無いと思います。
そのようなな事情で単立になった神社はまだあります。
出雲大社東京分祠 東京都港区六本木7丁目18−5 地図 ホームページ