友人と念願の三嶋大社に参拝してきました。祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)です。
延喜式神名帳にもある由緒ある神社です。
かつては飯能から東名高速までは、かなり時間がかかりましたが、圏央道狭山日高インターから圏央厚木、東名沼津インターまで一本で行くことが出来ます。
三嶋大社本殿
今の時期は有名な神社では七五三で賑わっているようです。
私の子供には経済的に七五三のお祝いは出来ませんでした。きれいに着飾っているお子さんを見ると、ついいいなあーと見入ってしまいます。
池には厳島神社が祀られています。
北条政子により勧請された市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)を祀ります。一般的には弁財天と同体と言われ信仰されています。
池には大きな鯉がいっぱいいました。
神鹿舎にはたくさんの鹿が飼われていました。
丁度食事の時間で、一列に並んで食べています。たしかおからだったと思います。
どの子も父親は分からないが、母親は分かるとのことでした。
境内の絵図を見ると敷地はほとんど昔のままのようです。杜の木々は今も豊に茂っています。
かつてある神社では、本殿裏の杜を更地にし、売ってしまったことがありました。古くは神社には本殿がなく、豊かな山や森が本殿でした。それを聞いたとき本殿を売り払ってしまったことと同じであることに何故気がつかないのかと唖然としたことを覚えています。
都会では杜があるのは明治神宮ぐらいで、他はビルの間にあるだけでなく、ビルの中に神社があったりしますので、仕方がないのかもしれません。
しかし、神社は豊かな杜に支えられてこそ意味があるのではないでしょうか。ここの杜はいつまでも緑豊でしょう。
参拝後、沼津港に向かい昼食となりました。平日でも多くの観光客が訪れて、海の幸を堪能しています。
港の南側にはたくさんの飲食店が並び、どこに入るか迷います。どこで食べても間違いがなさそうです。
寿司をたのみましたが、他の人たちの物を見ると、あれにすれば良かった、これにすれば良かったと、つい思ってしまいます。
お土産屋さんもたくさんあり、あじの開きなどを買い求める人々でいっぱいでした。
本日は一日曇りとなってしまいました。飯能近くでほんの少し降っただけで帰宅することが出来ました。