先日来られた檀家さんが、入院していたと話していました。
高熱と息が苦しいために、救急車で病院に運ばれたため、誰もが新型コロナウイルスに罹患したと思ったようです。
まず隔離病棟に入院です。
二度の検査の結果、陰性でした。
現在はどこの病院でも、たとえ一般病棟に移っても、誰も面会ができません。洗濯物などを担当の看護師さんから受け取るだけでした。
しかし、検査の結果が出るまでは、生きた心地がしなかったそうです。家族にもコロナに罹かっている者が、いるかもしれない状況でした。
スマホが唯一の通信手段でした。あれほどスマホに感謝したことはないそうです。
「住職の世話になるのか思っていた」と話していました。ご家族も同様です。
しかし、コロナの場合では、病院から火葬場に直行になります。家族に会えるのは、お骨になってからとなります。
周りにいた家族も、本当に嬉しそうな笑顔でした。
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