最初は山中にある不動寺ですから、てっきり密教系修験寺院と思っていました。
千年の歴史があり、中興開山潮音禅師の時、延宝3年(1675)に将軍綱吉が帰依し黄檗宗となりました。
かなり山中に入ります。大きな岩場が迫っています。
受付を通り、大きな杉の間を抜けて山門に至ります。
山丸三の紋がありますので、おそらく御嶽山の普寛行者だと思います。
江戸時代より、ここにも御嶽信仰があったのだと思います。
不動堂です。不動明王を祀ります。
こちらが御本堂になります。
御本堂の右脇は滝があり、不動明王が祀られていました。
ここの門を抜けると開山堂に至ります。
灯籠を四人の鬼が支えていました。
順が逆になりますが、鐘楼堂脇の釈迦如来を中心に、四方を守る四天王が祀られています。
四天王とは東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天です。
黒瀧山不動寺 群馬県甘楽郡南牧村大字大塩沢1267−1 地図リンク