滝承天猊下の書 「佳境」

大正15年に書かれた、智積院能化・滝承天猊下の書「佳境」です。

 

 

 

 

 

おそらく智山派末寺檀家さんの家に伝えられていた掛軸と思います。

良い書を手に入れることが出来ました。

 

滝承天猊下

愛知県に嘉永6(1853)10.8生まれました。

甚目寺にて得度。

明治12年に智積院の一山庶務を担当しました。

明治27年、神照寺住職、  明治29年に大須宝生院兼務。

明治39年、長久寺住職。

大正5年、真言宗智山派管長・智積院化主に就任。

昭和8年、川上貞奴が建立した貞照寺の第1世にもなられています。

昭和16(1941)9.11、89歳にて遷化されました。

 

 

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