あまり調べずに参拝しましたが、立派なお寺なので驚きです。歴史と格式ある寺院であることを知りました。
立川駅まで直線距離で600メートル強です。
普済寺は立川氏館内に、文和2年(1353)創建されたと伝えられています。
幾度かの盛衰がありました。平成7年4月には放火のため、御本堂を含め多くの伽藍を焼失しています。
現在の諸堂を復興するには、御住職はもちろん、檀家各位のご尽力のたまものであったに相違ありません。
駐車場に車を止めましたが、入口に戻り参拝致しました。
楼門脇には閻魔堂があり、閻魔大王など十王像、奪衣婆、地蔵菩薩が祀られていました。
中には出世地蔵尊と子育延命地蔵尊です。手前は水子地蔵でしょうか。
楼門二階には聖徳太子が祀られています。
門を過ぎると立派な太鼓橋が掛けられていました。
かなりの規模の御本堂です。
私が参拝した関東の木造寺院では、一番大きな御本堂でした。
境内南側は絶壁となっており、立川氏の守りに徹した館跡として、好立地であったことが知れます。
二本の銀杏は、普済寺一番の高木です。
残念ながら国宝の六面石塔は、工事中のため拝観が出来ませんでした。来月中には工事が終了するようです。
普済寺 東京都立川市柴崎町4丁目20−46 地図link