大聖護国寺は真言宗豊山派大本山護国寺の前身になります。
御本尊は大聖とありますように、不動明王です。
大聖護国寺の開基は、建保4年(1216)に定弘法師が醍醐寺より不動明王を下賜され、当地で開山されました。
次に参拝する八幡八幡宮の別当寺でもありました。
徳川五代将軍綱吉の母・桂昌院は、住職の亮賢僧正に帰依しています。
当時の綱吉は、館林藩主でしたが、第5代将軍になると、天和元年(1681)に桂昌院は亮賢僧正を江戸に招き、音羽護国寺の初代住職としました。
大聖護国寺は、中に参拝できる日が金土日のみですので、あいにくの大雨の中、金曜日に参拝致しました。
月により参拝できない日もありますので、護国寺のホームページで確認してください。
拝観料は無料です。
境内は全て写真撮影が許可されています。
SNSにアップしても良いと書かれていましたので、図々しく何枚も撮影いたしました。
先に来られた参拝のご婦人は、熱心にお経を小声で唱えていました。
素晴らしい御本尊様などの仏像です。
修復を終えていない御尊像が、まだまだありますので、協力を呼びかけていますす。
私もほんの僅かですが、納めさせていただきました。
御尊像も素晴らしかったのですが、私としては庭園が一番気に入りました。
阿弥陀堂です。まだ新しい御堂でした。
御本堂本尊などの仏像修復と天井画は菊池侊藍師です。まだ若い女性の仏師さんです。
阿弥陀堂には阿弥陀さまと愛染明王像が祀られていました。
わんちゃん・ねこちゃん祈願ののぼりがありました。なかなかのアイデアマンの御住職のようです。
お守りが数多くあり、カラフルな御朱印目当ての参拝者もいました。御朱印は毎日対応しているようです。
檀家さんなどのご協力あっての寺院運営ですので、ただ住職ですよとドッシリ構えていてはいけない時代になっています。
境内に多くの若い紫陽花が植えられていました。
次に参拝するときは、かなり雰囲気が変わっているような気がします。
大聖護国寺 群馬県高崎市八幡町675 地図link