もう一月以上前になりますが、武蔵国分寺跡、国分寺、国分尼寺跡に行きました。
順番が前後します。
国分寺市文化財資料室は、興味がなかったのですが、入って正解でした。上の図の南西にあります。
係の方が親切にいろいろ説明してくれます 。
この施設には墨田正一氏の寄贈した、全国の国分寺の瓦が納められています。
武蔵国の群ごとに納められているようなのですが、新座郡(今の新座市あたり)だけはないそうです。
武蔵国分寺が出来たとき、新座群がなかった証拠で、建造年代を特定する証拠なのだそうです。
次に行く国分尼寺跡を知るには、ここでビデオを見ることをお勧めします。この遺跡の周りに、許可なく民家が建てられたために、急いで発掘調査されたことを知りました。
お陰で、かなり知識を得ることが出来ました。
ここからは、武蔵野線の下を通ると、すぐ国分尼寺跡になります。
尼坊跡も新たに礎石を置いてあります。
この中を見ると、講堂の下に何層もの土を固めて、地盤を強化したことが分かります。
国分尼寺跡の上に旧鎌倉街道が横断しているのは、道が出来た当時に武蔵国分尼寺が、廃止されていた証拠なのだそうです。
この遺跡の北側は林になっており、さらに行くと小高い場所があります。
国分寺の関連施設と思われていましたが、伝祥応寺の関連施設のようです。