三宝荒神は、日本独特の仏様です。三宝荒神Wikipedia
20代に宝塚の清荒神(きよすこうじん)清澄寺をお参りした事があります。竈の神として信仰されていました。清荒神ホームページlink
青面金剛としてもしられ、各地にこの石仏をたくさん見ます。庚申講の御本尊として祀られていました。
三宝荒神と青面金剛の違いは、下に三猿がいるかいないかだけだと思います。
庚申の日に三尸虫(さんしのむし)から身を守るために、60日に一度、寝ずに過ごす風習があったそうです。この掛軸はこの時に使用されたのではないかと思います。三尸虫Wikipedia
各地で見る庚申塔は、庚申講の石像です。
円泉寺蔵 三宝荒神掛軸
以前撮影した写真です。
寄居町 少林寺
児玉町 成就院
私は石仏を見ることはあっても、どのような事で信仰されていたことは知りませんでした。
いまでも荒神講・庚申講がある所もあるようです。