前回の埼玉県吉見町の百穴と同じ様な遺跡である八束脛洞窟遺跡を載せます。
11年前の画像ですので、ご了解下さい。もし行かれるなら、他の方のブログなども参照して下さい。自衛隊群馬地方協力本部ブログ

日本にも火葬だけでなく、広い地域で風葬があったことが想像できる貴重な遺跡です。風葬Wikipedia
かつて岡本太郎がある島で興味本位に風葬を写して発表したことから、その島では風葬がなくなったと書いてあったと思います。一方的に岡本太郎を悪く思っていましたが、真相は異なるようです。リンク
弥生時代中期の遺跡で、石尊山(標高712m)の中腹にあります。


穴切(あなぎり)集落の標柱の細い道を行き、八束脛神社(やつかはぎじんじゃ)鳥居の所から登っていきました。
ストリートビューを見ると案内板がありました。新しい道があるようです。




かなりきつい坂道です。


八束脛神社

右の戸の中がB洞です。




ここから里を撮った写真です。かなり高い場所であることが分かると思います。
ここの東側から石尊山に登れるようですが、ハッキリした道が無く分かりにくいです。
また、気軽な装備は避けた方が良さそうです。
山頂に行こうと思いましたが、私は途中で戻りました。
出土品は月夜野郷土歴史資料館に展示されています。土日・祝日だけの開館です
私はよく調べずに平日に行き、見れませんでした。
近くの八瀨遺跡もお薦めです。
八束脛洞窟遺跡 地図link
月夜野郷土歴史資料館 群馬県利根郡みなかみ町月夜野1814-1 地図
電話0278-62-3088
追記 2020/02/26
1999年に各地で行われた「新弥生紀行 北の森から南の海へ展」の図録が手に入りました。
縄文時代から弥生時代、古墳時代に至る各地の遺跡が紹介されており、八束脛洞窟遺跡の貴重な写真も掲載されています。
※ネットでこの図録を求めるに当たり、いろいろ調べましたが、低価格の所もあれば、通販大手では十倍以上もしました。当然私は一番安い店からです。日本の古本屋link