明治時代の演劇の浮世絵(役者絵)です。 私が収集した平将門公関連の浮世絵5点目になります。 三代目歌川国貞が香朝楼を号した時期の作品です。この号は明治22、23年に使用されました。香蝶楼豊斎、一壽齊国政など、他にも色々変えています。 他の浮世絵師もそうですが、たびたび画号を変更するのも良し悪しでしょう。これを求めたとき、他の作者と間違えられていました。ひょっとすると私が間違えているのかもしれません。 三枚続きです。この作品は、明治23年に出版されました。 かなり良い状態でしたが、作品としては魅力を感じませんでした。 「前太平記擬ノ玉殿(ぜんたいへいきまがいのぎょくでん )」 明治23年4月市村座初演 平親王将門(市川左団次) 桔梗ノ前(沢村源之助) 千種姫(尾上栄之助) 俵藤太秀郷(尾上菊五郎) 權ノ頭興世 (中村芝翫) 前太平記 link 歴史書として役に立たない通読書のようです。 三代目歌川国貞 Wikipedia link ※私が集めた他の将門公浮世絵は ブログlink を参照して下さい。