深大寺は、天平五年(733)の開創と伝えられています。
平日でしたが、数十年前に以前深大寺を参拝した頃は、茶店もそば屋もズッと少なく、参拝者も少なかったと思います。
東京都は思えないほどの緑に囲まれています。
八王子の高尾山も緑が多いのですが、里と山の違いがあるとしても、趣がかなり異なります。
まず御本堂に参拝です。
元三大師堂では、御祈願中でした。
御朱印の方も次々に訪れています。
私の今日の目的は、お釈迦様です。
釈迦堂では、国宝の白鳳仏・釈迦如来像が拝めます。リンク
同じ時期に作られた、法隆寺夢違観音像と新薬師寺香薬師像の模造が祀られていました。
明らかに同じ工房で作られたと思われる同時代の仏像で、お顔も似ていますが、使用される金銅の成分も、驚くほど似通っているようです。
延命観音は昭和41年、秋田県の象潟海中から引き上げられた石に彫られています。
スポットライトに浮かぶ観音様は、穏やかなお顔をしています。
深沙堂の御本尊は秘仏です。
この地には豊かな池が多くあったようです。そこに水神である深沙大王(じんじゃだいおう)を祀ったのが寺名の起こりです。
深沙大王(深沙大将)とは西遊記で知られる沙悟浄です。
門前街には鬼太郎茶屋がありました。
懐かしいお化けのキャラ製品が、たくさん売っていました。
私は見るだけです。友人達はなにか物色していました。