私が妙見菩薩を調べ始めたのは平成年からでした。妙見菩薩とは北極星、北斗七星が神格化された仏様です。
関東一円の妙見様の寺院、神社、路傍の石仏など本やネットで調べたに週一回はデジカメを持って出かけていました。
その中で数多くの石祠にも接しましたが、一番のお気に入りが「北斗七星祠」です。10年前に偶然に見つけた石仏でした。
撮影 平成18年(2006)年6月

石室部分正面に北斗星が彫られています。

剣が付いた部分は破軍星です。
愛知県春日井市内津の妙見寺の紋によく似ています。
破軍星が軍を破る星と書きますので、妙見菩薩は武士に広く信仰されました。
八幡宮
沼田市上川田町
嫁ぐとき実家の土地と八幡宮を受けついたそうです。かなり旧家のようです。八幡様ですから、古くは武家だったのかもしれません。
後日お写真と妙見菩薩、北斗七星の資料をお送りしたところ、達筆なお礼のお手紙をいただきました。
この近在には、このように石室部分に仏様、神様が浮彫されているのを見られます。
十年前は日本石仏協会の坂口会長にいろいろ教えていただきました。
妙見菩薩資料集 リンク