今から4年ほど前、都内の納骨堂を経営する寺院が破綻しました。住職、副住職は行方不明となっていました。
お寺に至る民家には、破綻後にも納骨堂反対のビラが至る所に張られたのを「月刊 住職」で見たことがあります。
その寺を検索で調べると、業者が書いていると思われる記事がいっぱい出てきます。他の寺院の納骨堂では、そのようなことはありません。
都合が悪いことは、最初の方に表示されないようにしているのでしょう。
当寺も同じではないのかと言わないで下さい。
都内には、いくつもの大型納骨堂ができました。
しかし、同じ考えをする寺院や業者さんもたくさんありますので、最初は良くても後悔する寺院も増えているようです。
契約が伸びないだけでなく、競争が激しく足の引っ張り合いになっています。他にも破綻した寺院が出てきています。
お寺は税金がかからないと思うでしょうが、宗旨問わずの施設には税金がかかってきます。霊園と同じです。
どこの施設も数十年すれば老巧化し、リニューアルが必要になります。それらの費用も必然的に億単位の資金を用意しておかねばなりません。
管理費の値上げをした寺院もあるようです。
都心部は親戚同士集まるのに便利です。
高額ですが利便性を考慮すれば、田舎の墓や納骨施設より魅力があるでしょう。
しかし、破綻やリニューアルすることもあることを選択肢に入れなければならないと思います。