この般若教主図は臨済正宗の「道?禅寺」に蔵されていたようです。臨済正宗とは黄檗宗です。 黄檗宗Wikipedia link
現在の黄檗宗には、同じ名の寺はありません。寺名を代えたか、臨済宗又は曹洞宗に替わった、あるいは廃寺でしょうか。
作者は「土佐光長」とありますが、無理があると思います。土佐光長(常盤光長) Wikipedia link
大般若経を守護する釈迦三尊十六善神、普賢菩薩の下の僧形の菩薩が法涌菩薩、文殊菩薩の下の合掌する菩薩が常啼菩薩です。
江戸期の作だと思いますが、分かりません。かなり力のある画家によって描かれています。
下の右中が玄奘三蔵法師、左中が深沙大王(深沙大将)です。
深沙大王は調布市の深大寺に祀られています。「深沙大王の寺」です。西遊記に出る沙悟浄を思い出します。
テレビで放映された西遊記が楽しみでした。沙悟浄役は岸部四郎です。
ゴダイゴのテーマソングが好きでした。
先日、ゴダイゴのメンバーである浅野孝已さんが、亡くなりました。私より1歳ほど若かったのに、ご冥福をお祈り申し上げます。
裏には経典が使用されています。
経典は寛永11年(1634)年版です。
所蔵していた寺院名は、臨済正宗(黄檗宗)の道□禅寺とありますが、□が読めません。
所蔵していた寺院名は、臨済正宗(黄檗宗)の道□禅寺とありますが、□が読めません。
土佐光長とする鑑定書もありますが、違うような気がします。
深大寺・深沙大王堂 東京都調布市
西遊記で知られる沙悟浄が祀られています。