前橋市の金剛寺は、摩多利神を祀る寺として知られています。
毎年3月24日には、疫病平癒の祭礼が行われています。今年は新型コロナウイルスのため、役員さんのみが参列しました。
8年程前に金剛寺に参拝していますが、その当時と比べても、更に整備されているように思います。
御本堂の西側に摩利支天堂があります。
元々は少し離れた場所に祀られていましたが、大正年間に金剛寺に移されたそうです。
同じ真言宗同士でしたので、親切に御住職が中を案内していただきました。
毎日御祈願を行っているそうです。
写真撮影まで、許可していただきました。
石祠の中に木像の摩利支天さまが祀られていました。
摩多利神の扁額は、空海書とあります。弘法大師の書体を集めて作られたのかもしれません。
どこかは分かりませんが、他の所にありました。
後日、新型コロナウイルス退散の祭礼を役員さんのみの参列で、行う予定だそうです。
中部北陸地方の妙見菩薩 摩多羅神 摩多利神 PDF が、妙見菩薩資料集にあります。資料集link
円空堂には、新しい円空仏が祀られていました。
快く対応していただき、感謝致します。
更にこの後、近くの横室にある摩多利神石碑を案内していただきました。
金剛寺 群馬県前橋市関根町16 地図