青梅市内の寺社を散策するつもりで調べていると、津雲邸で現在「ひな祭り展」を開催していました。
期間は2月11日から3月28日までです。
津雲邸は昭和3年から22年にわたり、参議院議員を務めた津雲國利氏(1893-1972)により建設されました。
現在は登録有形文化財に指定されています。
建物は選び抜かれた材木が使用されており、釘が一本も使用されていません。
近くでは撮影できません。許可をいただき入口で撮影させていただきました。
ここでは丁寧な説明がありす。知らない事ばかりでしたので、ゆっくりと見学することが出来ました。
皇室の方が大正天皇よりいただいた夫婦びなや江戸時代につくられた有職雛、極小雛道具などが展示されていました。
江戸時代の極小雛道具などは、一式で家が建つほどの価格であったそうです。
正面の屏風は上野の寛永寺を描いています。江戸末期の貴重な作品です。
二階や他の部屋にも、貴重なひな人形や掛軸がありました。他にも貴重なものが残されています。
つくばいには蛙がいました。隣の向かいの延命寺にも蛙像があります。
帰りに猫の土鈴を求めました。猫好きの友人へのプレゼントです。
北側に駐車場があります。三台駐められます。私は他の寺社を巡りましたので、近くの有料駐車場に駐めました。
津雲邸 東京都青梅市住江町72−2 地図link
市内の「日向和田臨川庭園」は津雲國利氏が所有していました。青梅市に寄贈され公開されています。
後日見学に行くつもりです。
日向和田臨川庭園 東京都青梅市日向和田2丁目285 地図リンク