報恩寺は熊谷直実の子・直家により浄土宗寺院として創建されました。
江戸時代に報恩寺と改号し、後に曹洞宗となっています。
ホームページでは御本尊釈迦牟尼仏とありますが、新編武蔵野風土記では熊谷直実の娘千代鶴姫玉鶴姫の開基守佛・阿弥陀如来が祀られていると書かれています。
熊谷宿戦災復興の為、昭和38年に現在の地に移っています。
道路入口から見た境内の様子です。
かなり広いことが分かります。
山門は鉄筋で造られていました。
山門を守るのは仁王ではなく、中国の狛犬?が左右に祀られ、反対側には雷神が祀られていました。
痛みが激しかった本堂は、平成13年に新たになりました。
こちらが総受付です。
閻魔閣には閻魔様と他の仏さまが祀られていました。
位牌堂にもなっているようです。
六地蔵の隣には宝篋印塔があると思いましたが、見ると六地蔵が掘られていました。
向かいの白い建物は、鐘楼堂です。
入口から更に西に行くと、袖引稲荷神社がありました。
報恩寺の持ち物でした。
熊谷次郎直実の娘・玉津留姫は、近くのお稲荷様が荒れいたため報恩寺境内に移しました。
玉津留姫と妹・千代鶴姫の伝承が残されています。
境内の紅梅がきれいでした。
報恩寺 埼玉県熊谷市円光2丁目8−1 地図link