成就院は真言宗智山派に属しており、室町時代後期の大永年間(1521年から1528年)に欽照上人により中興されています。
明治期は浄土宗知恩院末となったこともあるそうです。
御本尊は阿弥陀如来で、燈籠佛名なのだそうですが、どのような仏像なりでしょう
山門には厄除け灯籠佛とあります。
山門左側に宝篋印塔。右に地蔵菩薩が二体祀られています。
明治15年に現在の地に忍東照宮の拝殿を移築して本堂としました。
このため屋根の軒瓦に「三ツ葉葵」の紋章があります。
ちなみに真言宗智山派は桔梗紋です。
境内に古塚古墳の石棺が保存されていました。
棺車が墓地入口にありました。柿沼の龍昌寺にあった物と同じく、墓地に座棺を運ぶ車です。
成就院 埼玉県熊谷市肥塚2丁目6−1 地図link