青砥藤綱 井上探景の浮世絵

井上探景(安治)の青砥藤綱の逸話を描いた浮世絵「教導立志基 青砥藤綱」です。

藤綱が夜に10文を川に落とし、松明代50文をかけて10文を探した逸話が知られています。

「ウィキペディアに「10文を探すのに50文を使うのでは、収支償わないのではないか」と、ある人に嘲られたところ、藤綱は「10文は少ないがこれを失えば天下の貨幣を永久に失うことになる。50文は自分にとっては損になるが、他人を益するであろう。合わせて60文の利は大であるとは言えまいか」と答えた。」とあります。

この絵であったかは覚えていませんが、何かで読んだ記憶があります。

 

 

 

鎌倉末期の清廉潔白な武将だったことが知られています。

太平記にも逸話が記されているそうです。

青砥藤綱ウィキペディア リンク

 

作者の井上探景(安治)は小林清親の一番弟子です。

元治元年(1864)に生まれましたが、 明治22年(1889)に26歳で亡くなっています。

お墓は川越市の行伝寺にあるそうです。

井上安治(探景)ウィキペディア リンク

 

 

ページ上部へ