薬祖神(やくそじん)・神農は中国由来の神さまです。
どの植物が薬草になるか、調べるために自らなめたと伝えられており、この図のように口に入れている図が、多く残されています。
初めてこの図を見たとき、鬼かと思いました。
数千年の長い年月をかけて調べ上げ、数多くの漢方薬となったのです。先人の知恵と経験が薬祖神の姿としての信仰されてきた訳です。
中国では薬祖神が、大切にされていたことを知りました。
特に漢方薬業者や医療関係者、交易関連の方が信仰していたようです。
日本では神農大帝として、香具師やテキ屋にも信仰されていたそうです。
映画・テレビ・小説で見たこともありません。
神農廟が湯島聖堂にあるようですが、以前参拝しながら撮してきませんでした。
湯島聖堂 東京都文京区湯島1−4−25 地図link