八紘一宇と書かれていますので、戦前の神武天皇の絵であることに間違いありません。
かつては表装されていたのでしょうが、マクリのままです。
作者は柳子とありますが、詳細は不明です。
しかし、力のあった画家であることは間違いないと思います。
弓の上には、光り輝く金鵄(金色の鳶)が止まっています。
金鵄は日本書紀に書かれています。同じ場面でも古事記では、八咫烏となっています。
今の平和な日本が、何時までも続くことを願っています。
しかし世界の情勢を見るに、隣国やウクライナのことを思うと、不安が増すばかりです。
※この掛軸は、ある神職の方に譲りました。