真言宗智山派 円泉寺 埼玉県飯能市|永代供養塔・墓地・ペット供養塔・阿弥陀堂・銭洗い弁天様・武蔵野七福神札所

葬儀に出るな 通夜だけにしろだって!

 

もう十年近く前だったと思います。
伯父さんの通夜葬儀に列席するため、有給休暇を取ろうとすると、上司が「通夜だけで良いだろう。私だって行かなかった。葬儀に出るなら左遷だ」と言われたそうです。

しかし、その方は子供の頃に父親が亡くなり、農家である伯父夫婦に米・野菜などをいつも届けてもらっていました。
食べるものには困らなかったそうです。
そのため有給休暇も取れず、上司の反対を無視して葬儀に来られました。
私のために運転手までしています。
死後一番大事儀式は、葬儀なのです。

今は通夜のみが多く、葬儀には親族も少ししか来ない事もあります。
独身の喪主一人の葬儀もありました。

四十九日忌に「会社はどうなりました」と聞くと、「上司が左遷されました」と笑っていました。
会社は大卒の若い上司より、人望があり優秀な高卒の社員を取ったようです。
その数年後、その人は元上司の席に座ったそうです。

今は思い通りにはならないかもしれません。
少ない人数で、綱渡りのように会社を動かしている所もあるようです。
日曜祝日も製品を毎日定時に出荷する必要があり、社員・パートが手配できない会社で、喪主でありながら通夜葬儀の時間だけ、2日間奥様が殆ど対応しました。
そのためあまり寝ていないと話していました。

子供は通夜だけ出れば良いと、来させなかった親御さんもいましす。先ほどの上司のようにならなければと思います。

※上の画像はイメージです。

 

 

 

 

 

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