昨年は聖徳太子1400年遠忌でした。生まれたのは推古天皇元年(574)四月です。
関連ある寺院では、様々な催しが行われたようです。
今から45年以上前に飛鳥を散策しています。
橘寺は間違いなく参拝しているはずですが、残念ながら記憶にある場所は、石舞台・飛鳥寺・岡寺・酒船石・亀石です。
少し離れますが、桜井市三輪の大神神社(おおみわじんじゃ)の鳥居前で、三輪そうめんを食べたことを思い出します。
10年前には石舞台に仲間と再度訪れています。飛鳥石舞台ブログlink
橘寺は聖徳太子建立と伝えられ、この近くで聖徳太子が生まれたと言われています。
この図は、お姿札に着色されている小さな掛軸です。聖徳太子三十五歳尊像です。
寺宝の木造聖徳太子坐像が元になっています。橘寺 聖徳太子画像検索
御本堂に祀られ、勝鬘経御講讃像と呼ばれますが、おそらく秘仏となっているようです。
下に蓮花の花びらが描かれています。
推古天皇から勝鬘経の講義を命ぜられると、三日目に大きな蓮の花びらが庭に降り積もったとの伝承によります。
私が知っている昭和33年発行の旧一万円札や香炉を持ち美豆良姿の聖徳太子のお姿とは異なります。
江戸期に橘寺にて作られたのだと思いますので、他にも同じ掛軸があるでしょう。
和州とは大和国、現在の奈良県のことです。
天台宗 橘寺 奈良県高市郡明日香村橘532 地図link
当寺にも珍しい聖徳太子の掛軸があります。長野県の寺院で信仰されていた御尊像の掛軸です。
各地で大工の神さまとして信仰されていました。ブログlink
淡交社の「たずねる わかる聖徳太子」にも掲載されています。
2022年の聖徳太子没後1400年を記念して、太子のゆかりの地を紹介する本です。
裏表紙にも使用されました。
他にも聖徳太子のブログがあります。 ブログlink