新編武蔵野風土記によれば、「開山は漱怒全芳永正十五年(1518年)十二月十五日示寂、開基は遠山右衛門大夫光景」と伝えられています。
開山されたのは永正2年です。
遠山右衛門大夫光景は後北条氏の家臣で、遠山寺南側の槻川対岸にある小倉城主でした。
参道には地蔵菩薩などの石仏が祀られています。
庚申塔は寛政年間に建立されました。
如意輪観音の石仏は、二十三夜塔と思います。天明5年(1785年)に女人講により納められています。
山門
こちらの楼門は写真で見るより実際に見た方が遙かに大きく感じました。
格式のある立派な寺院だったことが偲ばれる立派な御本堂です。
御本尊はお釈迦様です。
御本堂西裏に閻魔堂があるようですが、見落としていました。
階段を下り駐車場に向かいます。
おそらく小川町の西光寺御住職兼務寺と思います。
遠山寺 埼玉県比企郡嵐山町遠山211 地図link