大橋堂
西平小川線を走っていると大橋堂阿弥陀三尊板石塔婆の案内が出ていました。
板石塔婆として、小川町で二番目の大きさです。
長瀞町と小川町青山は板碑(板石塔婆・青石塔婆)の原料となる石の産地です。
阿弥陀三尊種子板石塔婆
小川町の指定文化財になっており、正慶2年(1333)の建立です。
高さが293㎝で阿弥陀三尊の種子が上部に彫刻され、下には華厳経如心偈の一部が刻まれています。
「若人欲了知 三世一切佛 應當如是観 心造諸如来」 (若し人ありて 三世一切の佛を了知せんと欲せば まさにかくの如くに観じて 心に諸の如来を造るべし)
御堂の御本尊は地蔵菩薩でした。
おそらく大橋堂は慈眼寺の境外仏堂だと思います。
※長瀞町には日本一大きな板碑(青石塔婆)があります。ブログlink
大橋堂 埼玉県比企郡小川町青山1520 地図link
慈眼寺
大橋堂の後に慈眼寺の参拝です。
天正元年(1573)の創建と伝えられているようです。
庫裏の前には可愛い色々な石の彫刻が置いてありました。
お寺の前は豊かな森が広がり、門前の池に水を潤しているのでしょう。
池の向こうにあるのは、秋葉大権現の御堂です。
参道の六地蔵
二十三夜塔・地蔵菩薩などの石仏
男井戸
女井戸もあるようですが、分かりませんでした。
慈眼寺 埼玉県比企郡小川町青山1609 地図link