真言宗智山派 円泉寺 埼玉県飯能市|永代供養塔・墓地・ペット供養塔・阿弥陀堂・銭洗い弁天様・武蔵野七福神札所

永代供養とは!検討前に確認すべきことやご遺骨を安置する場所について解説

永代供養とは!検討前に確認すべきことやご遺骨を安置する場所について解説

近年の少子化につき、お墓の継承者がおらず
ご先祖様が安置されてお墓を墓じまいする方も少なくないと聞きます。
墓守りの継承者がいない、あるいは子どものいないご夫婦、独身の方は
埋葬方法に永代供養も一つの選択肢です。

ここでは永代供養を検討前に確認すべきことや、遺骨の安置場所
そして永代供養にかかる費用について解説します。

永代供養を検討前に確認すべきこと

永代供養とは、お墓を守る継承者がいないなどという理由から、遺族に代わってお寺や霊園に、ご遺骨を供養・管理してもらう埋葬方法です。核家族化がすすむ近年、お墓を承継してくれる子孫がいないことで、永代供養を選択する人が増えています。また独身者や子どものいない夫婦が永代供養を生前に希望することも可能です。ここでは永代供養を検討する前に確認すべきことを解説します。

ご遺骨安置方法を確認すること

永代供養でのご遺骨の安置方法には、「分骨」「合祀」「集合安置型」の三つの方法があります。それぞれの方法を下記にて解説します。

分骨

分骨(個別)の場合は、ご遺骨を個別に供養します。一般的な埋葬のように、自分のゆかりのあるご遺骨にお参りすることが可能です。ただし、既定の期間が過ぎれば、合同安置へと移動されます。

合祀

合祀は血縁関係のない他人の遺骨と一緒に、故人の遺骨を納骨する方法です。骨つぼからお骨を出し土に還します。永代供養の中でも費用負担が少ないのはメリットです。しかし、一度、納骨してしまうとご遺骨を取り出せないので、必ず事前にご家族やご親族で検討してください。

集合安置型

集合安置型は、ご遺骨が他の人と共通の棚などに安置される形式です。個別のお参りはできませんが、費用は個別安置型よりもかなり安くなるのが特徴です。

お寺や霊園の供養の考え方を確認すること

永代供養は、お寺や霊園で末永く供養してもらいます。そのため、供養をお願いするお寺や霊園がどのような考え方で供養に取り組んでいるか調べておきましょう。お寺の永代供養は、行政の許可を得て、宗教活動として管理している境内にお墓を設けている墓地で、永代供養墓や永代供養型納骨堂を建てて、ご遺骨を管理します。

霊園の永代供養は、宗教を問わず、公営法人または宗教法人が経営主体です。民営霊園の場合は石材店などが出資しています。公営霊園は都道府県や市町村の自治体が運営している霊園です。人気のところは抽選となることもあります。

分骨の場合は合祀するまでの期間を確認すること

「永代」といっても、「未来永劫」というわけではありません。「分骨」の永代供養の場合は、ご遺骨の安置に期間が設けられています。一般的には33回忌を期限とすることが多いようです。しかし、その決まりはなく、お寺や霊園によって17回忌や50回忌までとするところもあります。永代供養を検討する場合は、事前に安置期間を必ず確認するようにしましょう。

 

永代供養でご遺骨を安置する場所のタイプ

永代供養でご遺骨を安置する場所は、お寺や霊園を問わず、屋内タイプと屋外タイプがあります。ここではそれぞれの特徴を解説します。

屋内タイプの永代供養の場合

屋内タイプは、主に霊廟型(れいびょうがた)、納骨塔型、室内ロッカー型の三つのタイプがあります。それぞれの特徴は下記のとおりです。

霊廟型は、箱型のスペースに納骨します。一つのスペースの、上の段に仏壇、下の段には骨つぼを納めるのが一般的です。骨つぼが別のところに安置されているものもあります。納骨塔型は、屋外型の納骨塔型と同様に、供養塔が屋内にあるタイプです。室内ロッカー型は、個々に区切られたロッカーがあり、その中に骨つぼを納めるタイプです。

屋外タイプの永代供養の場合

屋外型の永代供養墓は、主に納骨塔型・墳陵型・個人墓型・樹木葬型の四つのタイプがあります。それぞれの特徴は下記のとおりです。

納骨塔型は、永代供養の屋外タイプの中で最もスタンダードなカタチです。お寺の境内や霊園の敷地内に施設を建ててご遺骨を安置し、供養して管理します。納骨塔型は一般的に塔の形をしたものや、石で造られた記念碑があるので特徴的です。その地下にお遺骨を安置します。墳陵型は、日本古来の古墳をイメージさせる、前方後円墳や墳丘の形をした大きめの合葬墓です。
個人墓型では、個別のお墓の形式を保ちつつ、お寺や霊園で永代供養します。定められた期間が経過すると合祀されます。

近年注目されている樹木葬は、土に還る自然葬として関心が集まっています。墓石の代わりに樹木を植え、その下に遺骨を埋葬する方法です。樹木葬は基本的には永代供養とされます。遺骨を埋めるのではなく、

  • 遺骨を撒くという供養の方法
  • 布などに包んで埋葬する方法
  • 専用のつぼや筒などに入れる埋葬方法

があるので、どのような方法で行うのか、樹木葬を検討する際は調べてみましょう。

 

永代供養にかかる費用

永代供養とは、子孫に代わってお寺や霊園がご遺骨を管理してくれる供養方法です。ただし、供養・管理してもらうためには、永代供養料が必要です。具体的な費用はお寺や霊園、またご遺骨を安置する場所のタイプによっても異なります。一般的には分骨の場合は40万円程度、合祀の場合は10万~20万円です。近年注目されている屋外の樹木葬型の場合、分骨の場合は15万~60万円、合祀の場合はおよそ5万~20万円程度だといわれます。

永代供養の費用の内訳

  • 永代供養料(遺骨の供養・管理費用)
  • 納骨料(納骨時の法要費)
  • 刻字料(墓誌に氏名を彫ってもらう費用)

 

まとめ

永代供養を検討する際に確認すべきこと、ご遺骨の安置場所などについて解説してきました。お墓を管理する遺族がいなくなり、無縁墓となってしまうというケースは、近年よくある話です。自分の代でお墓を終わらせたいと思っている方や、お墓を管理する子孫や遺族がいない方、独身の方、子どもがいない夫婦の方には永代供養の検討をおすすめします。

埼玉県飯能市に鎮座する「宗教法人圓泉寺」は、真言宗智山派に属します。総本山は京都市東山七条の智積院で、不動明王をご本尊に祀るお寺です。当寺院では永代供養も行っています。境内には永代供養の納骨堂があり、ご本堂・観音堂の並びに祀られています。多くの人が供養しますので、無縁墓になりません。生前予約も承っています。ご相談はお気軽にお問い合わせください。

 

円泉寺 永代供養塔

円泉寺永代供養塔ホームページ link

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