昨年から毎日のように石屋さんが、野生の鳩に餌やりをしています。
一羽は右羽が折れているのか、生まれつきなのか分かりませんが、ずれているのが分かります。
以前は飛ぶのが苦手だったようで、境内を二羽一緒に歩いていました。
それを不憫と思ったのか、お米を弘法大師銅像前などに撒くようになりました。
近頃はスズメがエサ横取りしようと、食べ終わるのを集団で待っています。
他の鳥もねらっているのですが、スズメが多くいますので、諦めて飛んでいってしまいます。
以前は色々な鳥を境内で見ましたが、近年はズッと少なくなっています。
鷹、トンビ、雉は、マッタク見なくなりました。
人家も少し増え、農道も広がり、車の往来も増えています。
野生の動物や鳥にとって住みにくくなっているのでしょう
しかし市内では、熊やカモシカを見かける事も多くなっているようです。
ある団地の方は、毎日庭にカモシカが出没していると話していました。
山間部の農家では、猿と猪の被害で薩摩芋や果物の収穫を諦めたと話していました。
山中の諸動物も食べ物不足で、厳しい生活をしているのが分かります。
山間部の山林では、放置された杉林が多くなっています。
野生の動物のために、どんぐりなどの実のなるきに置き換えないと、動物被害が益々増えるのでしょう。