寺伝では慈覚大師円仁によって開山されたと伝わる格式ある寺院です。
神仏分の以前は武蔵総社大國魂神社の別当寺でした。かなりの格式の寺院であったことが分かります。
寺の東側は、道を挟んで東京競馬場です。
参道の馬頭観世音菩薩石仏は新しそうです。競馬関係の方々の奉納なのかも知れません。
この日は御法事があり、墓地では石材店が準備していました。
日曜日の競馬を避けるために平日に行ったのかも知れません。
競馬開催日は違法駐車をする人も多そうです。
かなり広い境内です。
御本堂前には伝教大師の銅像がありました。
御本尊は秘仏の阿弥陀如来です。
他に左脇間には元三大師、不動明王が、右脇間には毘沙門天、吉祥天、善膩師童子の家族が祀られています。
観音堂の御本尊は、浅草寺の分体のようです。
安養寺 東京都府中市本町1丁目17−10 地図link