山の神 田の神

山の神

田の神

境内の妙見堂階段下に山の神(やまのかみ)の社があります。元々は近くの林の中に祀られていました。

飯能ゴルフが出来るに事により、現在の場所に移築されました。

お寺の社でなく、地元の物と言われていました。長いこと放置されていましたが、あまりにも傷みが酷くなり、寺役員、自治会に諮り、修築いたしました。

「人は亡くなると山に帰り、山の神となる。春は山の神が、田の神として山から下りてくる。刈り入れが終わると、また山に帰る」と言われ、仏教と異なる古くからの山中他界(来世)観がありました。

田の神になるのは、稲作が大陸から渡ってきてからのことだと思います。

山の神は各地にありますが、元々は地元の方々の氏神、ご先祖様なのです。
ご先祖様は、いつも近くにいるとする考えです。。

関東では筑波山が一番知られています。奈良の三輪山、高野山、朝熊山も先祖の集まる山の神だったと思います。

それ以上に高い富士山は、霊山とは言われていなかったと聞いたことがあります。

  山の神Wikipedia


しかし、一つの他界観しか認めない立場の人もいます。
おそらく浄土真宗寺院の檀家さんのようですが、血相を変えて抗議した人もいました。極楽浄土だけが一番素晴らしい世界だと信じているようでした。

浄土真宗では、盆迎え、盆送りをしないようですが、他の宗旨で盆迎え、盆送りをするのは、比較的近くにご先祖様が、いらっしゃるとする考えがあったからでしょう。

他の宗旨宗派、宗教の立場も尊重し合うことが必要です。


宗教、宗旨、時代により異なる他界観があります。
一部に信仰する宗教以外一切認めない人もいます。
平気で「他の宗旨では成仏できない」と言う方もいました。


お釈迦様の教えは来世に成仏する事を重視するのでなく、その前にこの世に善き人であれとお説きになっているのです。

各地の氏神は、後々に有力な諏訪、春日、八幡、山王などの神々が勧請されると、それらの神々が氏神となり、古くからある氏神は合祀されて、忘れ去られてしまうことが多かったようです。

 

山の神、田の神は、ほとんど意識されなくなっていますが、古い歴史を持つ大事なお社なのです。

関連する宇賀神のブログlink    

 

ページ上部へ