境内の中門の前にある石灯籠です。
今から30年程前に道路拡張で行き場所が亡くなり、当寺に移されました。
正面は大山不動ですが、飯縄大権現(高尾山)、満行大権現(榛名山)も彫られています。江戸期には地元にはそれぞれの講があり、お参りに行ったのでしょう。
大山詣は江戸庶民だけでなく、多くの人で賑わいました。
廃仏毀釈でお不動様はどうにか難を逃れられましたが、現在の阿夫利神社には廃仏毀釈を先導した人の銅像がありました。どこかの町では名誉町民です。
正面
大天狗
大山不動明王石尊大権現
小天狗
向かって左側
飯縄大権現
向かって右側
満行大権現
裏面
嘉永元年(1848)‥‥
願主‥‥
村内‥‥
全ての文字が読めれば良いのですが、あやふやな所は後日調べ直そうと思います。