数年前にある方から、都下の大霊園において、連休中の四十九日に納骨をしたいと電話がありました。
ご存じのように連休中は、どこでも大渋滞になるのです。
(写真は他の霊園です。)
20年以上前には、他の大霊園にて納骨をしたことがあります。それも彼岸の中日でした。
「彼岸中は道が混み合っていて無理ですよ。」と話したのですが、「そんなことはない。」の一点張りです。
当日私は朝7時前には出かけ、一時間以上前に到着していました。
当日着いたのは施主の家族のみです。他の親族は納骨が終わっても到着しません。
このような事があってか、寺とのお付き合いはなくなりました。
他の方ですが、駅にはタクシーが一台もなかったと、話していたこともありました。
そのことを施主さんに話すと、素直に連休前の日曜日に納骨することにしたのです。
後日御親戚からも私と同じことを言われたそうです。
めったに霊園に拝みに行くことはありませんが、墓参りの経験があまりない方は、想像できないようです。
当寺でも出来る限り、5月連休中や彼岸の御法事は控えていただくようお願いしています。
肝心な施主さんが、、一時間近く遅れたこともあるのです。
ただし葬儀だけは受けざるを得ません。
これらの期間はカーナビの迂回路も意味がありません。