法然と極楽浄土 平成館
特別展『法然と極楽浄土』は、令和6年4月16日から6月9日まで開催されています。
特別展には、坊主頭の男性を多く見かけました。おそらく浄土宗寺院関係者なのでしょう。
法然上人の木像や掛軸は当然のこととして、各地の浄土宗寺院から国宝・重要文化財など、普段見ることの出来ない文化財が集められていました。
まずは法然上人の「往生要集」から始まり、私には知らない文化財が多くありました。
残念ながら内部は、殆ど撮影できません。
私が一番嬉しかったのは、当麻寺の『當麻曼荼羅』でした。
御法事のおりに當麻曼荼羅に描かれている「勢至菩薩」そっくりの当寺仏像「勢至菩薩」の話しをすることがあるからです。
また、当寺(円泉寺)には、當麻曼荼羅の巧芸品掛軸もあります。円泉寺當麻曼荼羅掛軸ブログlink
立体涅槃像 香川県・法然寺
法然展で撮影可能だったのは、立体涅槃像のみです。
2メートルを超える涅槃像と仏弟子や天部の神々と動物が展示されていました。
他の写真は残念ながらぶれてしまったり、ボケボケでした。
国宝・洛中洛外図屏風 東洋館
東京国立博物館が所蔵する舟木本・洛中洛外図屏風が展示されていました。
東洋館は各階を巡りましたが、以前にも見学しましたので、簡単に済ませました。
最後に地下一階に展示されている洛中洛外図屏風です。
豊臣秀吉が栄華を誇っていた頃の様子が描かれています。
滋賀県の舟木家に伝来した屏風で、江戸初期に岩佐又兵衛によって描かれ、国宝に指定されています。
東洋館側の神官石像
この石像前をすぎると、神官の石像にカラスが止まりました。
殆どの人は遠巻きに見ていましたが、一人の外国人がスマホを持ち近づいていきました。
当然カラスは飛び立ちます。
都内は海外からの方が多いですね。
マンホール
博物館入り口の西側、道路に面した場所にマンホールがありました。
ヤジロン、ドーミラーですが、私が知っているのはありませんでした。
東京国立博物館 東京都台東区上野公園13−9 地図link
※円泉寺の當麻曼荼羅(印刷)掛軸
この掛軸は、めったに使用することはありません。