お釈迦様が旧暦の2月15日に入滅される状況を描いた仏画です。涅槃仏Wikipedia
お釈迦様の周りを菩薩、弟子、信者、動物が取り囲んで、嘆き悲しんでいます。
上方の雲の上には、母親の摩耶夫人などが描かれています。
一番下の真ん中に道益とありますので、江戸中期(正徳・享保頃)に活躍した画家の作品です。木版手彩色で小さな掛軸です。この図は多く作られたようです。
実際に入滅された日は、明らかではありませんが、2月15日には各地で涅槃会が行われます。
当寺でも掛軸を出し、住職一人の法要を行っています。
※追記
大きな涅槃図を求めましたので、この掛軸は知り合いの僧侶に使用していただくことに致しました。
真面目な方ですので、役立てて下さると思います。