お寺の藤は、今年は散々でした。
暮れの手入れは、お祭りに併せて檀家さんがやってくれますが、花芽を切ってしまい、花が十輪程度でした。
さらに昨年伸びた枝を切るだけですから、咲かない枝ばかりが残っていました。
あまりにも酷いので、来年は無理としても、数年後の花を楽しめるよう、近所の植木屋さんに依頼しました。
先ずは特に太い枝を真ん中に寄せました。
今ある細い枝を平に持って行き、将来全体に花が咲くようにします。
二人の職人さんが話しているのを聞いていると、先の構想が想像できました。なかなか論理的です。
一休み。
かなりすっきりしました。
将来、まだ上に伸びている枝は、下に細い枝が水平になった時点で、切るようにするそうです。
藤の手入れは今年から、植木屋さんだけにすることにしました。
経費はかかりますが、来年が楽しみです。
追記 昨年の藤棚です。