久しぶりに飯能市立博物館に行きました。
以前は飯能市資料館でした。
常設展示室、特別展示室、学習研修室、図書室などがあります。
飯能村絵図
縄文の土器が展示されています。私の住んでいる近くも遺跡がありますが、めぼしい発掘品はなかったようです。
智観寺の板石塔婆は、鎌倉時代に活躍した丹党加治氏の貴重な資料です。
中山氏は戦国時代を生き抜き、徳川家の家臣となりました。智観寺にお墓があります。
水戸藩の付家老黒田家は、能仁寺を菩提寺にしました。
現在の飯能市中心街は、幕末の「ぶっこうし」や「飯能戦争」で、甚大な被害を受けました。
明治初期の飯能の中心街は、かなり賑わっており、市なども開かれていました。
飯能の山間部には、平安時代からの古い由緒のある寺や神社がありました。
この仏像は、高山不動の軍荼利明王のレプリカです。
この像も見上げるほど大きいですが、実物の像は遙かに大きな像です。
飯能は林業で栄えました。
現在の名栗は最近まで名栗村のままでしたが、かつてはとんでもない資産家がいたそうです。
東京の赤坂にビルを持っていると話していたおばあちゃんがいたそうです。
それを名栗出身の方に聞くと、○○さんでしょうと言っていました。
私が40年ほど前に住職になったとき、檀家さんが母は名栗の出身ですと自慢していたのを思い出します。
「おふだ大集合2-絵札と御影 描かれた神仏-」展ブログlink
飯能市立博物館 埼玉県飯能市飯能258−1 地図link